France / Savoie
Alain Renardat Fache アラン・ルナルダ・ファッシュ
·Bugey Cerdon méthode ancestrale 2022 ビュジェ・セルドン
品種 ガメイ79%、プールサール21%
750ml ロゼスパークリング(やや甘口)
植樹:1995年
位置:南向き
土壌:粘土石灰質
ステンレスタンクで発酵、木樽(228L)で9ヶ月間熟成
ビュジェ・セルドンは収穫をしてその年のうちにはビン詰をし、寒い冬を越すとともに、出来上がるワイン。爽やかな甘みと酸味、鮮やかなピンクの色合いが優しく春を告げる。
(インポーター資料より)
Alain Renardat Fache / Bugey Cerdon 2022
ビュジェ村の手前の急な細い山道を数百メートル登り、小さな橋を渡ると人口115人、ワイン生産者5件のときおり霧に包まれる美しいメリニャ村に到着します。5代目のアラン・ルナルダ・ファッシュは、現在当主6代目の息子のエリーさんに引き継ぐ古くからの生産者です。長年に渡りビュジェ・セルドンの品質を広く理解してもらおうと様々な努力を続けてきましたが、2010年(2009年産)から”AOCビュジェセルドン”が名乗れるようになり「ここまでくるのに大変だったよ」と当時は喜びを噛みしめて語っていました。
この”メソードアンセストラル”がシャンパーニュと違いリキュール添加、補糖が認められていない所を非常に重要視して区別しています。
作り方は昔から変わらず自然に任せていますが2009年には、自社畑の一部プルサール4haとガメィ8haを「AB=アグリカルチュール・ビオロジック」に申請中です。ビュジェセルドンの生産者は、現在40人。メリニャ村には、そのうち5件の生産者のみですが、ルナルダは中でも一番広く畑を所有しています。古くは、USA,オランダ、ベルギーに輸出され、最近はカナダ、オーストラリア、イギリス、そして日本からも多くの需要がある人気のドメーヌです。
ビュジェ・セルドン、すなわちガメとプルサールによる、サヴォワ地方の伝統的ロゼ・スパークリングの名手。
通常、40g/L前後糖分を残した、ほのかな甘口となる。
現当主、エリー・ルナルダ=ファッシュは、この地方で8世代続くドメーヌを継承。それ以前に1996年、ボーヌの醸造学校を修了し、ブルゴーニュとアルザスで研修。2008年からは所有する約12.8haの畑全てをビオロジックに転換し、エコセールの認証も得た。粘土石灰質豊富な畑には、樹齢50年前後の古木も多数現存。「可能な限り介入しない醸造」を標榜し、補糖や酵母添加は無縁。発泡は、発酵途中で残糖ある果汁を王冠で瓶に密閉するメトード・アンセストラル方式。
澱引きも、瓶から瓶へワインを静かに移す方法をとる。亜硫酸総添加量もわずか30~50mg/L。そうして生まれる細やかでクリーミーな泡立ちと、フランボワーズの香り、優しい甘みを引き締める整った酸は6~8℃の温度帯で最も心地よく花開く。
(インポーター資料より)