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France / Bourgogne

Alexandre Jouveaux 

· Combarnier 2020

品種 シャルドネ

750ml 白

 

やや濃い黄色。

黄色の和柑橘、柑橘のピール菓子、熟したりんごやコンポート、パイナップルなどの南国果実が混ざり合うような果実の印象で、甘酸っぱい黄色系の果実のイメージが膨らみます。加えて、仄かにシュクレフィレのような芳ばしい香りが感じられ、豊かな果実香に奥深い様子が感じられます。

 

舌先をピリッとかすめるようなガスがあたり、新鮮なりんごをかじった時の果汁が弾けるような瑞々しさや、張りのある酸が軽快感を掻き立てスッキリとした口当たりで、口中にはフルーティーな果実味が大きく広がり、アフターにかけて飴を軽く焦がしたような芳ばしい甘苦さが現れコクや深みを感じさせます。例年に比べややボディに厚みがありますが、柑橘系の引き締まるような酸も感じられ、膨らみのある果実味に輪郭を与えるようにしっかりと全体を支え、ほどよくリッチな印象を残します。果実の風味や甘み、キリッとした酸、コクや奥行き、旨味など、1本でハーモニーを楽しめるような仕上がりです。

(インポーター資料より)

Alexandre Jouveaux / Combarnier 2020

¥7,700価格
消費税込み
在庫残り8点
  • ディジョン大学で美術を専攻し、5年間のあいだ写真をはじめ幅広く学びます。卒業後、ディジョンで美術品の個展を開くアトリエを2年運営。その後、農業学校に入りなおし、ぶどう栽培とワイン醸造を学びました。自然を相手に育てたぶどうを原料にしてワインを作り上げることは、芸術作品の製作に共通した魅力があると彼は言います。それにワインが持つ繊細な香りや、奥深い風味も魅力だったことは言うまでもありません。彼の優しく穏やかな性格は、自然を相手にするのがぴったり似合います。4年間ワイナリーで働いて腕を磨き、2001年にワイン造りをスタートしました。大学で同窓生だった奥さんのマリーズさんとは入学時からの長い付き合いでとっても仲良し。その証拠にラベルはマリーズさんの版画を元にした二人の共同作品なのです。このように中身のワインもラベルも一つ一つ丹念に、まさに手作りという言葉がふさわしいワインを作っています。栽培面積は3Ha。

    収穫は全て手摘みで行い、ぶどうが潰れないように小さなプラスティックケースに丁寧に入れて運びます。醸造で注意する事は、できるだけ人為的な介入をしない自然な発酵と熟成。当然ながら天然酵母で醸造し、亜硫酸を最後の段階まで使わない方法によって、ぶどうが持つ豊かな味わいを最大限残すようにします。ビン詰めのタイミングは?と聞くと、ジュヴォーは笑いながら「フィーリング」と一言。ワインが出来上がるのをあせらず待って、種まきカレンダーに則り、花か果物の日を選ぶ。そして当日が晴天なら行うが、もし雨が降ると澱が舞いやすいので次の機会まで延期するほどとても丁寧な作り手です。「飲んですぐ、これは誰々が造ったワインだ!と、分かるワインが良いね。」と彼は言います。

     

    2014年ヴィンテージは、4年休ませてからリリースした2011年ヴィンテージと似ており酸主体の印象が強く、入荷後しばらくの間は果実味などが前面に現れないフラットな味わいでした。そのため試飲の度にリリースを見送って参りましたが、5年の時を経てようやく酸主体の味わいから豊かな果実の風味や、それぞれのキュヴェの雰囲気がしっかりと感じ
    られるようになりました。この美味しさは充分に伝わることと思いますが、デキャンタージュや早めに抜栓をするなど、空気に触れることで解きほぐされ、円さや果実味が引き出されます。欲を申し上げるなら更に数年寝かせることで、より一層真価が発揮されることでしょう。アレクサンドルのワインは冷やし過ぎると酸が強調されフラットな印象に感じられますので、比較的高めの温度の方が香りや味わいに膨らみが出てより良さが感じられます。(インポーター資料より)

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