France / Alsace
Anais Fanti
· Habibi Cheri 2021
品種 ゲヴェルツトラミネール
白 750ml
粘土石灰質土壌で樹齢約8年の葡萄。
ダイレクトプレスの後、ステンレスタンクで8ヶ月間発酵と熟成。
薄濁りのやや淡いオレンジ色。
熟した黄プラム、ライチティー、紅茶飴、黄色の花々など華やかでアロマティックな印象に、引き締まった生姜などのスパイスのニュアンスが感じられます。
ほどよい甘みが舌先にあたり馴染みやすいアタックで、若干とろみが感じられることからテクスチャーは滑らかで、果実の瑞々しささえ想わせながら風味が広がります。熟した果実と華やかさが絡み合い、生姜の風味がアクセントとなり抑揚が感じられます。
(インポーター資料より)
Anais Fanti / Habibi Cheri 2021
アナイス・ファンティは2020年からアルザス地方のアンマーシュヴィアという街でワイン造りをしています。彼女は三代続くぶどう農園に生まれましたが、アルコールがとても苦手なため以前は約7年間ナースとして勤務していました。アルコールは苦手でしたが、ワインの味わい自体には魅力を感じており、次第にワイン造りに興味を持つようになりました。2018年に農業・醸造専門学校へ進学し、ワイン生産者の道へ進むことを決意しました。学生だった間は当初から興味を持っていたマセラシオンやアンフォラでの醸造について知識を得るため、ジョージアで数ヶ月間過ごした経験も持ちます。その後2020年に家族からぶどう農園だった一部の畑を受け継ぎ、生産者としてワイン造りを始めます。常に明るい笑顔で、とても優しく穏やかな生産者ですが、2022年はこれまで使用していたプレス機の不調により収穫した葡萄のプレスをとても小さい垂直プレス機で約1ヶ月間かけ手作業で全てやりきるなど、とても根気強い一面も見受けられます。彼女のワインの明るい果実味にはどこか陽気な可愛らしさがあるように感じられます。口にすれば優しくとても親切な性格がワインを通して伝わってくることでしょう。ラベルは自身で考えたもので、名前のアルファベット “ANAIS “が全て組み込まれたデザインになっています。
●畑について
土壌:花崗岩、粘土石灰質。
2020〜2021年にかけて家族から合計約2.6ha受け継いだ畑ではビオディナミ農法を取り入れ、果樹や花も植えるなど畑を極力自然に近い環境作りを心がけています。
セパージュ:オーセロワ、ゲヴェルツトラミネール、ピノノワール
(インポーター資料より)