France / Rhone
Anders Frederik Steen アンダース・フレデリック・スティーン
· Once I had a choice of being better 2021
品種 ソーヴィニョン・ブラン60%、シャルドネ40%
白 1500ml
このワインを将来ブレンド用として使うか、このまま単一のワインとして進めるか迷っていた時期があったため、試しに数本だけ瓶詰めして数ヶ月後に経過観測をした上でブレンドに使わず単一で詰めたものです。
このキュヴェ名はブレンドするか瓶詰めするか迷っていた時期の、アンダースの心情を表しています。
ル・マゼルの葡萄を使用。
4日間かけてゆっくりとダイレクトプレス。
ウイヤージュとスーティラージュをせずに225Lの樽で2年間の発酵と熟成。
黄金色。
軽い酸化的なニュアンスが伺え、白いレーズンやりんごのコンフィチュール、オードヴィーを想わせる充実感のある香り、火打石、シュクレフィレ、木の皮、ビターカカオ、バニラ香などが溶け込み、旨味感のあるワインを想像させます。
全体に輪郭やメリハリを与える凛とした酸が感じられ、瑞々ししささえ想わせる雑味のない飲み心地で広がります。口中へと膨らみゆく中で、緻密な果実味に熟成や酸化由来の旨味やコク深さが重なっていき、ほどよいリッチ感と複雑で奥行きのある印象が長く続きます。
(インポーター資料より)
Anders Frederik Steen / Once I had a choice of being better 2021 1500ml
これまで、Foxy Foxy Nature Wild Lifeのドメーヌ名としてご案内しておりましたが、2016年ヴィンテージよりアンダース・フレデリック・スティーン個人の名前でリリースすることになりました。
Foxy Foxy Nature Wild Lifeを立ち上げたジャンマルク・ブリニョとアンダース・フレデリック・スティーンは、2015年の醸造を最期にそれぞれが違う道を歩むことになりました。目指すワインのスタイルや価格帯などが微妙に異なり、考えの差を埋めることが難しいとお互いが判断したためです。ジャンマルクは安い価格帯で多くの方々にとって親しみ易いものから、コアなファンが求める個性的なハイエンドモデルまでをいくつか造ることを提案していたのに対して、アンダースの考えは中間の価格帯で多くの人から受け入れられる、使い易いスタイルのワインを主体とすることでした。アンダースは、「ジャンマルクは良い友人であり、ワイン造りについて沢山のことを教えてくれた恩人でもある。彼に対しては感謝の念に堪えない。」と述べています。(インポーター資料より)