top of page

Italy / Emilia Romagna

Andrea Cervini アンドレア・チェルヴィーニ

· VINO DEL POGGIO ROSATO 2021

品種 バルベーラ100%

ロゼ 750ml

 

ステンレスタンクで自然酵母発酵。

マセラシオンは無しでモストのみ発酵します。

ノンフィルター、So2も無添加でボトリング。

瓶内にまだ若干のガスが残っているので王冠キャップとなっております。

今回のVTは少しエレガント。

華やかな香り、ベリーを溶け込ませたようなほのかな紅茶感。

例年よりも残糖を消化できている印象で、順調な発酵ができたのだと感じられました。なんだか美しい味わいです。

例年よりも整ったフォルムではありますが、相変わらず液体から溢れ出る旨味とコク。味わいのテンションの高さは本当にすごいです。改めて彼のバルベーラの素晴らしさがわかりますし、このロザートを飲んでそれから彼のよりフルスイングしたロッソを飲んでもらいたいと思います。

余談ですが、このポッジョ・ロザートは先日目黒区の某酒屋さんがごちそうしてくれた手巻き寿司にぴったりでした。甘酸っぱい味わいと酢飯に見事に噛み合い、具材の生魚などにも決してぶつかることはありませんでした。その結果、手巻き寿司にハマりました…イタリア人にも伝えたい素晴らしい食文化。

(インポーター資料より)

Andrea Cervini / VINO DEL POGGIO ROSATO 2021

¥4,290価格
消費税込み
在庫残り3点
  • 数年前にイタリアで彼のワインを飲んで以来、非常に気になっていた生産者。そのとてつもないスケールとエキス感、 そしてマルヴァジア・ディ・カンディアの強烈なタンニンに圧倒されました…当時は即輸入をする事ができませんでし たが、幸運が重なりトレジャーで輸入をする事が出来ることになりました。 こんなすごい生産者がエミリアにいたなんて!と驚いてもらえると確信しています。

    アンドレア・チェルヴィーニはトレッビア川の入口付近、トラーヴォの町でアグリツーリズモ"イルポッジョ”と共にワイ ナリーを構えています。アンドレアは13歳の頃から叔父の経営するこの農場を手伝い始め、葡萄栽培とワイン造りに親 しんできました。収穫された葡萄はほとんどがそのまま売られ、僅かにダミジャーナで醸造したワインは友人や知人に 量り売りしていました。

    La stoppaとDinavoloのワインを造る同じエミリアの醸造家 "ジュリオ・アルマーニ"との出会いで、アンドレアは自然派ワイ ンへの情熱に火が付き、自分達の葡萄を自分達のワインとして 醸造すると決心したのです。2000年代初頭には、極少だったブ ドウ畑を、総面積4ヘクタールにまで拡張しました。アンドレア ・チェルヴィーニとしての最初のボトリングは2006年VT。ナチ ュラルで個性的なワインは様々なテイスティングの場で評価を受 ける形となりました。

    栽培品種はこのエリアの古典的な品種達で、白葡萄のマルヴァジア・ディ・カンディア、黒葡萄はバルべーラ、ボナ ルダを栽培。畑は粘土質と石灰質で構成されており、標高は200m。ヴァル・トレッビア地区に位置しています。 硫黄と銅を必要な時に使用する以外は無農薬で栽培。所有している葡萄の樹の中には樹齢40年以上の樹もあります。

    醸造は自然酵母での発酵、そして出来り限りSo2は抑えられています。彼の醸造の中で大きなポイントとなるのがと てつもなく長いマセラシオンにあります。アンドレアは、赤と白の両方のワインに対して、長期マセラシオンを行う 事によって、完全で寛大なワインにしたいという考えを持っています。白ワインは6ヶ月間、赤ワインも2ヶ月間と一 般的な感覚では考えられない長さです…そして容器内でも約2年しっかりと落ち着かせます。

    アンドレアのビアンコはまさに鮮烈…カンディア種特有のトロピカルなイメージからからステージが上がっており、 上品でありながら複雑なアロマがグラスから溢れてきます。長いマセラシオンとカンディア種に含まれる多量のタン ニンが口にビシビシ来ます。果実味自体はフリウリの偉大な生産者に通じるスケールと口の中で溢れる存在感を放ち、 文句なしに素晴らしいワインだと評したいです。そして彼のすごさは白ワインだけではありません、赤ワインもしっ かりと熟成され、練れた旨味とダシ感が充満しており、現行VTのワインとは思えない凄みを持っています。 飲み手に信じられないほどの楽しみを与えてくれるでしょう。

    彼のワインは畑への仕事の誠実さがワインにも感じられますし、何よりも攻めた造りと妥協の無い長期熟成。これら が噛み合い驚きの美味しさを実現しているのだと思います。彼のワインを日本に輸入するまでに4年間の時間を要して しまいましたが、これからその凄さを存分に日本に広めたいと思います。

    (インポーター資料より)

bottom of page