Italy / Marche

Apiua  アピウア

Pista Raspi2019 ピスタ ラスピ 

品種 ヴェルディッキオ

白 750ml

 

上部の畑(1976 植樹)のブドウから造られるベース的白ワイン。果皮との接触は 1 日のみですが、それでも十分すぎる色素とタンニンの抽出があるというヴェルディッキオ。そして非常に高い酸を持ち、まるで火打石のようなミネラル分を感じる白。糖度、ミネラル、酸、どれをとっても長期熟成の可能性を感じずにはいられません。もちろん現時点で素晴らしい味わい、繊細でありながら複雑さを併せ持つ、冷涼な 2019 ヴィンテージ。(インポーター資料より)

Apiua / Pista Raspi2019

¥4,620価格
消費税込み
  • 「ヴェルディッキオ カステッリ イエージ」と言えば、イタリアワインの中でも広くその名を知られている白の一つ。古くはピエモンテのバローロに続き、「区画(Cru)ごとの個性を表現でき る」、そう言われる可能性を見出された背景もあります。しかし、それは実現されることはなく、近年は「大量生産の代表格」として、世界中に知られる事になってしまいました。

    このブドウ、そしてクプラモンターナの可能性に興味を持ったのが、当主であるロベルト カスティニャーニ。彼は元来ワインの 造り手ではなく、建築デザインを生業としてフランス、パリで暮らしていました。その時に出会った「ヴァン ナチュール」に衝撃を 受け、ワイン造りの世界へ飛び込んだという人物。

    次第にワインを飲むだけではなく、その魅力を体験したいと考えるようになったロベルト。当時、最も親しかったジル・アゾーニ (Le Raisin et L‘Ange)で働かせてもらい、2 度の収穫、醸造を経験。イタリアへ戻り、妻フランチェスカの故郷であるマルケ州、クプラ モンターナに移住。そこでヴェルディッキオの魅力、クプラモンターナのポテンシャルを感じ、ワイン造りを決意。2018 年、唐 突ながらマンチャーノ(Manciano)にある高樹齢の畑(3ha)を手に入れたロベルト。結果、資金の大半を使い果たしてしまったた め、カンティーナ、醸造設備など、ほとんど資金がない状況でのスタートとなります。

    クプラモンターナは標高 500m を越える土地で、勾配が激しく斜面に富んだ畑が多い。そして石灰質、粘土質が豊かで、石
    灰の影響で土地が白く見えるほど。最も有名なサン ミケーレ(San Michele)は石灰、粘土が大半で白亜質がみられることが特徴。標高が最も高く、日照に恵まれた土地。それに比べ、 マンチャーノは斜面が多く、ポジションによって地質が複雑に変わるのが特徴。谷間に位置する場所も多く、日照は決して恵まれているとは言えません。「しかし、それが近年イタリアの 猛暑の影響を受けにくい」、そう話すロベルト。地質は同じく石灰が多く、砂質が多く入り、粘土質、マール(泥炭岩)、白亜質と複雑に入り混じった個性を持っています。

    畑は合計 3ha、上下に分かれ上の畑(1976 植樹、ヴェルディッキオ、トレッビアーノ少し、マルヴァジーア少し)と、下の畑(1960 植樹、ヴェルディッキオ、マルヴァジーア 2 列)、畑で は基本耕すことはなく、雑草が茂ってきた場合のみ、年に 2~3 度刈り取るのみ。銅と硫黄についても最低限の使用に抑え、自然環境を尊重した栽培を徹底。また、特筆すべきは高樹 齢の畑のため、新しい苗木は植えず、プロヴィナージュによって植樹を行う。フィロキセラの問題はもちろんゼロではないが、「フィロキセラの大流行より 150 年経った今、当時のようなリ スクが同様にあるとは思っていない。周囲の畑もみんな台木を使っているのなら、蔓延も起きないのではないか?」そう考えるロベルト。そして何より、やはりピエ ディ フランコ(自根)の もつ魅力(樹のバランス感、果実の表現力の強さ)にとても興味があると話す彼。

    醸造についてはジル アゾーニで働いた経験、そして自身が畑で感じるものをベースとし、「ワインは畑で造るもの、ブドウは美しさよりも健全さ」、を大切にしている。「長い時間をかけ た醗酵の中で、酵母が死に、新しい酵母へと引き継がれながら続いていく、、、。同じブドウだとしても、隣り合う樽それぞれで、醗酵の表情も違うし結果も異なる。決して同じ現象が起き ないもの。はじめから、何か添加物を加えたワイン造りは頭の中にない」。教わるだけでなく、自身の体験から学び、先駆者の言葉に確信を持ち、迷わずワイ ン造りを行うロベルト。今回入荷の 2019 がファースト ヴィンテージとなります。

    Pista Raspi2019 ピスタ ラスピ ≪新アイテム≫
    上部の畑(1976 植樹)のブドウから造られるベース的白ワイン。果皮との接触は 1 日のみですが、それでも十分すぎる色素とタンニンの抽出があるというヴ

    ェルディッキオ。そして非常に高い酸を持ち、まるで火打石のようなミネラル分を感じる白。糖度、ミネラル、酸、どれをとっても長期熟成の可能性を感じずに

    はいられません。もちろん現時点で素晴らしい味わい、繊細でありながら複雑さを併せ持つ、冷涼な 2019 ヴィンテージ。

    La Mauvaise Reputation 2019 (★L.172&L.197 ロット違い)ラ ムヴェイズ レピュタション≪新アイテム≫ 高樹齢の畑のヴェルディッキオで造られる「ラ ムヴェイズ レプュタション」、フランスのシャンソン歌手、ジョルジュ ブラッサンスの楽曲タイトルより。自身の ワイン造りの「始まり」と言えるフランスに敬意を表して。ヴェルディッキオの個性を最大に表現するため、果皮と共に 5~7 日のマセレーション。絞るタイミング

    は「果皮の要素が最大限に抽出されたタイミング」。初めての年は 2 つのロットを別々にボトル詰め(ヴェルディッキオ単一が L197、2 列分のマルヴァジーア が入っているのが L172)。L172 は、ヴェルディッキオの持つ厚いタンニンと酸、ミネラルはワインに大きな骨格をもたらし、そこにマルヴァジーアのアロマ、ヴ ォリュームが肉付けされている。奥行きとアロマのバランス感が素晴らしいワイン。「だから古い畑はこの 2 種類を混植しているのだと直感した」そう話すロベル ト。そしてヴェルディッキオ単一でボトル詰めした L197、派手さはなくストレートに奥行きを感じる白。アロマティックさやバランスというよりも、時間と共に奥深く 開いてゆく中に、ある種の「偉大さ」のような、素晴らしい奥行きを感じます。

    正直今まで、、これほどの個性、存在感を持つヴェルディッキオを飲んだことはありませんでした。決して失われない強い酸、土地由来の強靭なミネラル。そして果皮の持つ豊富な タンニンは、長期熟成を安易に想像させる可能性を持った白です。

    2019 で 4000 本強の生産。2020 も 5000 本程度。生産量の少なさはもちろん、カンティーナの狭さは驚愕に値します、、、。まさにガレージを間借りして造られるワインでありながら、豊かなインスピレーションと、高いポテンシャルを備えたヴェルディッキオ。これがファースト ヴィンテージだという事実は、想像を遥かに超え、初めて体験するような感覚でした、、。彼らのこれからが本当に楽しみであり、まだあまり良い造り手が少ないマルケに、新しい可能性を見せてくれる素晴らしい造り手です。(インポーター資料より)