Italy / Sicilia
Arianna Occhipinti アリアンナ オッキピンティ
SP 68 Rosso 2023
品種 フラッパート、ネーロダヴォラ
赤 750ml
イル フラッパートとシッカーニョに使われなかったブドウをブレンドした、セカンド的位置づけの赤ワイン。
セメントタンクで約2週間マセレーションの状態で醗酵。 澱引き後、セメントタンクに戻し6か月間熟成。ボトリング後1ヶ月寝かせてからリリース。
SP68…県道68号線とでも訳せばよいのでしょうか…。旧ワイナリーも現ワイナリーもこの県道68号線沿いにあり、現ワイナリーの住所自体も“SP68 Vittoria-Pedalino km 3.3”(県道68号線ヴィットーリア-ペダリーノ間、ヴィットーリア側から3.3km)だったりするんです…。白赤共に、軽快でありつつも軽薄ではないというのがこのワインの最大の特徴かと!エントリーラインのワインということで、なかなかそういう風に扱われることはないと思いますが、熟成させても面白くなるとオータもアリアンナも思っております!
(インポーター資料より)
Arianna Occhipinti / SP 68 Rosso 2023
若干21歳にしてワインを醸造「走り始めたサラブレッド」
シチリアを代表する生産者COSコスのオーナーの一人、ジュストの姪っ子であるアリアンナ オッキピンティは、ミラノの醸造学校に通っていた頃からビオディナミに興味を持ち、イタリア、フランス等の自然派生産者と交流を深めると共に、卒業後、生まれ故郷であるヴィットーリアに2haの畑を購入し、2004年、21歳にしてワイン生産を始めます。
出来上がったワインは凝縮感がありつつも、ピュアな果実感を持つ素晴らしい出来栄えで、その評判はシチリアのみならず、イタリア国内に拡がり「走り始めたサラブレッド」として一躍話題になりました。現在は13haの畑から約5万本のワインを生産。赤ワイン用に、ヴィットーリアに起源を持つといわれているネーロ ダーヴォラとフラッパートを、白ワイン用にはアルバネッロとジビッボを栽培しています。無堆肥による有機栽培を実践し、
大地の声に耳を傾け、人間のエゴによってそれを極端に歪めることなく、そこから賜ったブドウを醸したいと考える彼女は、畑では無施肥による有機栽培を実践し、防除対策としては年2回の硫黄散布を行うだけにしています。セラーでは、畑でのアプローチ同様の考えから、野生酵母で温度管理を行わず醗酵を行い、二酸化硫黄はボトリング時に若干添加するのみです。ノンフィルター、無清澄でボトリングし、ブドウ畑以外に16haのオリーブ畑も所有していて、一部の樹は樹齢100年を優に超えます。(インポーター資料より)