France / Auvergne
Berry Wine Experiment ベリー・ワイン・エクスペリメント
·Mensonge a Papa 2021 モンソンジュ・ア・パパ
品種 ガメイ・ドーヴェルニュ、ガメイ・ボージョレ赤微発泡 750ml
それぞの葡萄をダイレクトプレスした後、アッサンブラージュ。
1年間瓶内で発酵・熟成。
仄かにオレンジがかったやや淡い赤色。熟した苺やクランベリー、ドライ苺やフランボワーズ、グレナデンなどを想わせる赤い果実の香りに、枯葉、シナモンやナツメグのようなスパイスの香りが感じられます。
ピリピリと微細なガスが軽快感を掻き立てながら、優しい甘みを伴うクランベリージュースやドライ苺、グレナデンを想わせるやや凝縮した風
味が口中に膨らみます。やや揮発酸が感じられますが、ザクロや赤すぐりなどのキュッと引き締まった果実由来の凛とした酸の印象と溶け込み嫌味がなく、甘酸っぱく充実感のあるピュアな赤い果実の風味と相性が良く感じられます。
他のキュヴェに比べ果実の甘やかな風味が多く感じられ、明るく可憐な印象が残る馴染みやすい味わいです。
(インポーター資料より)
Berry Wine Experiment / Mensonge a Papa 2021
Yahou Fatal(ヤオ・ファタル)のManuel Duveau(マニュエル・デュヴォー)の息子であるAime Duveau(エメ・デュヴォー)とClaire SAGE(クレール・サージュ)の若き2人により、オーヴェルニュのLa Haute Loireで2020年に設立されました。
エメは幼い頃から父親のマニュエルやその周囲の人達を通して、自然派ワインを肌で感じながら育ちました。そのため当たり前のようにマニュエルの畑や醸造する様子を見ており、収穫なども含め手伝うことが普通になっていました。本格的にマニュエルの所で醸造を学んだのは2017年頃からです。
カタルーニャとフランスのハーフであるクレールは、彼女のお兄さんとともにカタルーニャワインのインポーターとして仕事をしていました。その仕事を辞めたのと同時期に、インポーターの仕事を通し知り合ったマニュエルから、小さな区画を栽培や醸造を覚えるために耕作してみてはどうかと提案されたことがきっかけで、パリのレストラン4日働き、残りの3日間をオーヴェルニュの葡萄畑で働く日々を送りました。約2年、エメとクレールはマニュエルの元で学び、独立するにあたりLa Haute Loireの地を選びました。ここは、以前広大な葡萄畑が広がっていた地域ですが、フィロキセラの被害により殆どの葡萄の木が抜かれてしまい、彼らはこの場所を復興させたいという思いで、この地でネゴシアンから始めることにしました。本来であれば自社葡萄で醸造をしワインを世に届けたいという気持ちですが、とても良いテロワールでありながら、わずかな区画しか残っていない状況で、新たに葡萄を植えることしか葡萄畑を持つすべがなく、より良い土地を見つけることや植樹の資金を貯めるためこのようなスタートを切る決断となりました。初ヴィンテージとなる2020年は、マニュエルやカタルーニャの有機栽培の葡萄などを使用しS02は使用せず醸造しています。少し
づづ基盤を固めていく堅実さを持つ20代の若き2人です。(インポーター資料より)