Italy / Piemonte
Borgatta ボルガッタ
La Borgatta 2015 ラ ボルガッタ
品種 バルベーラ
赤 750ml
酸が突出していた2014年と比べると、2015年は「あれ、なんだかすっきりサクサク飲めちゃうけど、何か物足りない?」と勘違いしてしまいそうなほどに調和が取れたワインとなっております。ですが、そのあまりの飲み心地に騙され調子に乗って飲んでしまうと、15%近いアルコール度数に足を取られてしまうかも(笑)。(インポーター資料より)
Borgatta / La Borgatta 2015
ジュゼッペ ラットの隣人「ボルガッタ」
ピエモンテ州、アスティ地区の南東部に位置する“オヴァーダ”は“ドリアーニ”と並び称される、力強く長期熟成に向くワインが特徴で、フレッシュで早飲みタイプのイメージがあるドルチェットとはまったく違う個性を持つ産地として知られています。
そのオヴァーダのワインを日本に知らしめたのが、故ジュゼッペ ラット氏。2014年に亡くなりましたが、元々の生産量の少なさもさることながら確か10年程前には災害で畑のかなりの部分を失い、その後生産が出来なくなり入手が難しくなったため、日本にあとどれくらい現存しているのか分かりません。ラットのワインの特徴といえば、「素朴」そして「土の味がするワイン」というイメージが、今も強烈に残っています。
ブラインドで出題された時など(よく出されました)は、品種がまったく想像できず、異空間を彷徨っている感じになり、逆にそれがラットであることのヒントにもなりました(笑)。後継者に恵まれず、ワイナリーは閉鎖となってしまったラットでしたが、その隣人であった、エミリオとマリアルイーザが営むボルガッタは、その魂を受け継いでいました。
御年84歳(!)とは思えないほどの健勝ぶりのエミーリオとマリアルイーザが営むボルガッタ(2022現在)は、現在ドルチェットとバルベーラを栽培しています。
インポーター資料より