Italy / Piemonte
Cascina Lieto カッシーナ リエート
· Bianco “Sensazione”21 ビアンコ “センサツィオーネ”
品種 モスカート ビアンコ 70%、コルテーゼ 30%
白 750ml
今回 3 年目となる 2021 ヴィンテージをリリースいたしました。冬に十分な降水量があった 2021、収穫前の昼夜の気温差によって、素晴らしい酸をもったクオリティの高いブドウが 収穫できたヴィンテージ。
ブロージアにある樹齢56年のコルテーゼと、マドンナ ディ コモのモスカートから造られる白。ピエモンテの地品種として、古くより栽培されてい
るコルテーゼ。酸が強いことが特徴で、完熟すると酸が低くなりやすいモスカートを補うような存在として、古くは混醸されてきた背景を持つ白ブド ウ。しかし、近年は品種としての評価が低くあまり栽培されなくなりつつあります。樹齢 50 年を越えるリエートの畑で、混植されているこの 2 つの白 ブドウを、当時のセパージュをそのまま再現。モスカートと同じタイミングで果皮、種子までの完熟を待ってから収穫されたコルテーゼ。モスカート の持つ強い香りとアロマティックさを、コルテーゼの持つタンニンと酸が加わることで立体感、奥行きを感じる素晴らしい味わい。2021 特有の力強 い酸により、これまで以上にバランスを感じます。現時点でも十分に喜んでいただける味わいと思いますが、これから先の熟成した姿も容易に想 像できる、可能性を感じる白です。
(インポーター資料より)
Cascina Lieto / Bianco “Sensazione” 21
2022年から正式なリリースとなります。エヴィーノとして、これまで出会ってきた造り手の中では異質、、特別な存在になりますでしょうか。ワ イナリーの当主は、日本人である佐々木 ヒロトさんと理恵さん。1997 年よりイタリアに移住し、素晴らしいワインの造り手たちとの出会いを経て、2017 年、世界遺産でもあるイタリア北西 部、ピエモンテ州ランゲ地方カスティリオーネ ティネッラと、その近くに合わせて0.8haのブドウ畑を手に入れます。ワイナリーの名前は「Lieto リエート」、幸せや喜びを意味し、共にワイ ン造りを行う奥様の名前も重ねた名。2018 年に近くで 0.8ha のブドウ畑を借り現在 1.6ha、高樹齢のモスカートを中心に、コルテーゼ、バルベーラの栽培も始めています。
栽培は、彼がこれまで造り手達から学んだ事を生かしながら、土地に負担をかけない栽培方法を実践。中でも彼のワイン造りの「根幹」ともいえる、ダミアンの影響がとても強いことを 明確に感じます。ブドウの完熟に対する「種子」の大切さ、そして収穫まで十分な時間を費やし、糖度計や果実ではなく、種子の完熟を意識したブドウ栽培。昨年、実験的に醸造・ボトル 詰めしたワインもありましたが、正式なファーストヴィンテージはこの 2019 からとなります。
(インポーター資料より)