France / Loire
Chateau La Franchaie(Eric Dubois)シャトー・ラ・フランシェ(エリック・デュボワ)
·Lapin Blanc 2022 ラパン・ブラン
品種 シュナンブラン
750ml 白
ダイレクトプレス。ステンレスタンクで発酵の後、樽で6ヶ月間の熟成。
中程度の黄色。
熟した晩柑や日向夏、早生みかんなどの和柑橘、黄プラム、桃、りんご、柑橘のピール菓子などの果実の香りに、仄かにローズマリーやレモングラスの爽やかなハーブのニュアンスが感じられます。
ややしっとりとした滑らかなテクスチャーで、角が丸く張りのあるシャープな酸を伴い緻密感のある果実味と旨みが絡み合いながら、伸びやかに広がります。凛とした酸が溶け込むことで、ふっくらとした豊かな果実味を支えながらメリハリをつけ明るい様子を引き出し、アフターにかけてシュクレフィレのような芳ばしさが現れコク深い印象が残ります。
樽由来のバニラ香などは感じられませんが、果実味にほどよいふくよかさや旨み、深みなどを与えています。温度帯は少し冷やしていただくことでスッキリとした風味が引き立ち、室温に近い状態では上品でリッチな印象をお楽しみいただけます。
(インポーター資料より)
Chateau La Franchaie(Eric Dubois) / Lapin Blanc 2022
当主のエリック・デュボワは1990年まで建築の勉強をしていましたが、縁あってナント近郊の大きなネゴシアンを立ち上げるチームに一員として2年間働きました。
その後に農業高校で葡萄栽培及び醸造の教師を務めていたところ、オスピス・ド・ソミュールが運営するクロ・クロクリスタルの葡萄畑の栽培長に抜擢され21年間勤めました。 長きに渡るクロ・クリスタルでの仕事に終止符を打ったのが2016年、妻アレックスと息子のフェルディナン、そして3頭の馬も連れて、理想の葡萄畑を探しながらイタリアやポルトガルへと旅をしました。この旅を続ける中でロワールへの強い想いを再認識した2017年、サヴニエールの西に位置するポッソニエールで希望に叶う醸造所と5.5haの畑を見つけることができました。
2019年8月までクーレ・ド・セランの畑で働きながら、妻のアレックスと交代で自分達の葡萄畑を管理していましたが、アレックスは医療関係の仕事へ戻り、エリックはスタッフのニコや3頭の馬と共に畑仕事や醸造に集中できるようになっております。
畑はエコセールの認証を受けており、栽培品種はシュナン・ブラン、グロロー、ガメイ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン。機械などは使わず手作業か馬で畑を管理、醸造は自然発酵、亜硫酸を無添加せずに瓶詰めまで行っています。
葡萄のエキスをしっかりと感じ流ように緻密で上品、長い経験が詰め込まれたかのように落ち着きがあり、個性と魅力
に溢れるワインを私達に伝えてくれています。