France / Loire
Cyril Le Moing
· Maceration 2021
品種 シュナン・ブラン70%、シャルドネ30%
白(醸し)750ml
<Cyril Le Moingのコメント>
2018年ヴィンテージ同様のスタイルです。ボーリュー・シュール・レイヨンの畑の完熟したシュナン・ブランは、ドライフルーツ状に凝縮され旨みが詰まったものが収穫されました。そこにマリーニュの区画にあるFranc de Pied(自根のシャルドネ)をブレンドすることでエネルギー溢れる液体へと変化を遂げました。トマトベースの煮込み・タジンなど、野菜の旨味とスパイスの効いた料理と合わせると果実味が一層感じられおすすめです。
<香りと味わい>
熟したシュナン・ブラン特有のカリン系リキュールフレーバー(過去2年間あった特殊な澱は無し)
<ラベルの名前の由来>
本来、赤ぶどうで行う醸造方法のマセラシオン。白ぶどうを使ってその醸造方法を行うことによりできるワインは、オレンジワインと呼ばれ、その製法にちなんで名付けました。シュナン・ブランの皮や種を果汁と一緒に漬け込み、充分にマセレーション(醸)して渋味や色味成分を抽出。その後、発酵・醸造しています。
畑名
ル・パラディ・テレスト/マリーニェ
土壌
シスト/石灰岩
平均樹齢
シュナン・ブラン50年,シャルドネ15年
マセレーション有
10日間。除梗せず、手作業でピジャージュ
アルコール醗酵期間
20日間、醗酵温度コントロールはしない
熟成
木樽(5 ~ 15年古樽)で10ヶ月間
総亜硫酸量
15mg/L以下
このキュヴェの年間生産ボトル本数
280本
(インポーター資料より)
Cyril Le Moing / Maceration 2021
父と、ソムリエである従兄弟の影響でワインに興味を持っていたが、
最初はパリで絨毯や床材を販売する仕事に就職。 しかし、そもそも都会が好きではなかったこともあり、
もっと世界を旅したい、自然に近いところで働きたいと退職。
フランス中の好きなワイン生産者たちに 「ワイン造りを学ばせてほしい」と手紙を書いたところ、 最初にOKの返事をくれたのが、
ナチュラルワイン生産者のマルク・アンジェリだった。
彼の弟子となり、1998~2002年に ワイン造りを教わり、次第に自分が求めているのが
ナチュラルワインだと気づく。
2003年より自身でワイン造りを開始。 ビオロジック(有機栽培)で葡萄を育て、 手摘み収穫、手作業での圧接後にフィルターもせず、 赤は2006年、白は2008年から、 酸化防止剤である亜碗酸(SO2、二酸化黄)も
一切添加しないサンスフルのナチュラルワインを醸造。
添加物を使用しないでワインを作るのは実はとても難しい。 それでも挑戦し続けるのは、添加物を使わないワインの方が
圧倒的にフルーティーで躍動感にあふれていたから。 自然と対話し、自らの感性を取り合わせて
ナチュラルワイン造りをおこなっている。
ビオロジック農法についてBiologique
シリルがとっているビオロジック農法(有機栽培)は土が本来持っている力を最大限に利用し水や空気を汚さない農法の一つです周りの生物との共存を大切にし壊れていた生態系が回復したり生物の多様性が守られたりそんな、昔からある農業の姿です食べたり飲んだりするときは 忘れてしまいそうになるけれど実は、それはとても大切なこと(インポーター資料より)