taly / Veneto
Daniele Piccinin ダニエーレ・ピッチニン
· Montemagro 2020 モンテマーグロ
品種:ドゥレッラ
白 750ml
ビアンコ ムーニよりもリリースを1年以上遅らせることにした、土着品種であるドゥレッラ100%のワイン。ダニエーレ的には収穫時期、醸造方法、ボトリングのタイミング等、彼自身が関わるパートに関しては、今まででベストの仕事ができたと自負しているようです!
(インポーター資料より)
モンテマーグロには完熟した葡萄の中でも最良のものだけを厳選している。
リッチであらゆる要素を備えているが、ドゥレッラという品種の性格同様にへつらうようなタイプでもない。柔らかさは、このワインの得意とするところではなく、爽やかな酸とミネラリティこそが最大の特徴。
(生産者資料より)
Daniele Piccinin / Montemagro 2020
自身が共同経営者の一人でもあったレストランのソムリエとして働いていたダニエーレ・ピッチニン。2003年から3年ほどラ・ビアンカーラのアンジョリーノの元で修行をし、2006年からレストラン経営者の権利を売却し、自らワインを作っています。
また、
2011年にカーゼ コリーニの故ロレンツォ コリーノに会ってから、
無施肥(緑肥のための種を蒔くこともないため、畑には自生する野草のみが)、無除草(畝間は全くせず、ブドウ樹にかかる雑草のみ手刈り)、不耕起、トラクターも使わず、ボルドー液の散布も肩にポンプを背負って行う、土地、年、ブドウの個性が余すことなく反映した、畑でもセラーでも必要最小限の人為的な関与によって生まれる、ナチュラルなブドウ生産&ワイン醸造のある種の究極の形を具現化しているロレンツォの畑に衝撃を受けます。
思ったら即行動のダニエレ君、取り入れられるものを即実践に移します。畑を開墾した当初には緑肥用の種蒔きはするが、以降は自生する雑草のみを天然緑肥とし、不耕起へと切り替え、畝間の草を刈るのもやめブドウ樹の周りだけ雑草を手刈り、そうすることでトラクターを畑に入れる回数が飛躍的に減り、土壌を潰し、コンパクトにすることなく(保水力も維持でき、程良く空気が含まれた土壌も維持でき、その結果微生物環境も良好なものに)…。
他の生産者の素晴らしさをいち造り手として素直に認められる、ホンモノの謙虚さ、意識の高さ、そして取り入れられるものはすぐに実践に移す行動力、進化以外しか彼の未来にはないと断言しましょう!!!!!!
(インポーター資料より)