France / Alsace
DOMAINE GOEPP ドメーヌ・ギュップ
· Le Ptit Blanc 2021
品種:シルヴァネール , リースリング
白 750ml
シルヴァネールとリースリングの魅力的なブレンド。
100年前の伝統的なアルザシオンオーク樽で12ヶ月間のシュールリー
畑:
シルヴァネールはHeiligensteinハイリゲンシュタインのヴァインベルク地区の粘土質土壌と石灰岩
リースリングはBernardswillerベルナールズヴィラーの砂質土壌
ル・プチ・ブランの名前は、渇きを楽しむワインという意図から名付けられました。
火打石や熟したぶどうの香り、硬質的なミネラル感。
味わいは完熟したレモン、硬水。徐々に黄桃やマンゴー、パッションフルーツのタネの周りのようなしっかりと熟した葡萄の味わいは顔をだします。
しかしながら、アルザスの中でも冷涼な地域らしさやテロワールも感じることができるバランス感は秀逸。
ノーフィルター、酸化防止剤無添加ですが、抜栓後数日間(弊社の冷蔵庫にて6日目まで検証)全くへこたれないしっかりとした液質。Goepp 兄弟の今後が楽しみに思えるそんなキュヴェです(2023/9/4試飲時点)
DOMAINE GOEPP / Le Ptit Blanc 2021
悲しみを乗り越えた若き双子兄弟が
巨匠のバックアップを受けナチュラワイン界に堂々デビュー!
彼らの意欲がクリスチャン・ビネールの琴線に触れた…
ギュップ兄弟を発掘したクリスチャンから最高峰のバックアップを受ける!
様々なイベントを開催し、アルザスのワインシーンを盛り上げているクリスチャン・ビネール。
数年前からのニュージェネレーションたちの台頭によって、より活発になってきたナチュラルワインへの流れを敏感に感じ取っています。
「大量生産」よりも、自然を尊重し親世代とは違うスタイルのワインを造ろうとしている若者が増加。しかし、やはりビオ栽培への転向は難しく、紛糾する若い生産者たち。
クリスチャンはそんな彼らに知恵や経験を伝授し、尚且つ皆が畑仕事に専念できるよう、販売などの面のサポートを進めています。
まさに、ギュップ兄弟もその問題に直面しているど真ん中。
クリスチャンはギュップ兄弟の発想や挑戦する体制、自然派ワインへのアプローチ、なにより彼らのポテンシャルを感じ、是非彼らに手を差し伸べたい!と奮起!
彼らのポテンシャル、そしてクリスチャンの絶大なるサポートにより、間違いなく化けていく二人のワインから目が離せません!
ドメーヌは1960年に現当主である双子、クレマンとシルヴァンの祖父とその弟が設立。
そのあとを継いだ、双子の兄弟の父が2019年突如他界。
悲しんでばかりもいられない…!と、2019年にのうちに
1996年生まれの若い二人がドメーヌを受け継ぐ事に。
その時クレマンは庭師、シルヴァンはアルザスの別のドメーヌで働いていた。
彼らが継ぐまでは有機栽培をしていない畑だったものの、
除草はされていないちょっと不思議な畑…。
しかし、二人は生物多様性の大切さ、
そして自然と調和しながら働く重要さを感じ、ビオロジック栽培に大きく舵を切った!
11ha40区画の畑はまるで宝石…
ドメーヌが位置するハイリゲンシュタインは、
アルザスのピエモンテとも言われ、半大陸性気候で厳しい冬と、とても暑い夏。
ヴォージュ山が壁となり、悪天候や雨から守ってくれます。
(実際雹被害などは他の産地と比べて極端に少ないと言われています。)
11ha所有する畑は石灰質土壌がメインでBernardswiller村に4Ha、
Heiligenstein村に3Ha、Barr村に4Ha。区画に分けていくと実に40もの区画になる!
グラン・クリュもあり、Barr村のキルシュベルグ・ド・バールの畑は樹齢40年、
最高標高500m、面積は0.77Haと極少ながら素晴らしいワインを生み出しています!
Mont Ste Odile (Barr村):
Grand Cru Kirchberg de Barr
面積0.77Ha、樹齢40年。標高250mから500m。森につながる区画。
Haffenberg (Bernardswiller村):Mont Ste Odile山
のふもとにある区画
面積0.18Ha、粘土石灰質。樹齢35年~60年。貯水池に隣接している区画。
Heiligenstein:
このリュー・ディに、合計3つの区画
面積は0.15Ha、0.07Ha、0.12Ha。
粘土石灰質。樹齢25年~60年。(インポーター資料より)