France / Languedoc
Fontedict フォンテディクト
· Coulisses 2021
品種:カリニャン、シラー
赤750ml
深紅の色合い。
ブルーベリーやブラックベリー、カシスなど黒系果実のドライフルーツの香りに、フランボワーズソースやグレナデンなど緻密な赤い果実の香りや酸、瑞々しい様子が加わります。
雑味がなくしなやかなテクスチャー でしっとりと口中へと流れていきます。苺のコンフィチュールやフランボワーズソース、グレナデンなど赤い果実のエキスが詰まった風味に、ブラックベリーソース、レーズンやカレンズなどのドライフルーツの深み、僅かに感じる発酵バターのコクを想わせる風味が溶け込み、可憐で上品な印象に奥深さが感じられます。
密度の高い果実味をキレの良い酸が支え、メリハリはや引き締まった様子を与え、気品に満ちたしなやかなミディアムスタイルです。ピルエット同様に南仏の葡萄の魅力を引き出しながら、体に沁み込むような繊細で滑らかな飲み心地はフォンテディクトならではと言っても過言ではありません。
(インポーター資料より)
Fontedicto / Coulisses 2021
ベルナール・ベラッセン(フォンテディクト)
ベルナール・べラッセンの父親はチュニジアでイチジクの蒸留酒(ブッハ)を醸造する家庭、母親はイタリア・パンテレリア島のワイン生産者の家庭に生まれました。ベルナールはチュニジアで1951年に生まれ、10歳の頃にフランスのペルピニャンに移り住みました。その頃、父はベジエとナルボンヌ辺りの平地の畑で、馬やロバを使い耕作し有機栽培でジュースを造っていました。
幼い頃から自然と目にしていた農法、また、学生時代にマクロビのレストランでアルバイトをしていた影響などもあり、彼がワインを醸造するにあたって馬を使っての有機栽培は自然な流れでした。当時、他の生産者からは時代遅れと笑われることもありましたが、シャプティエが興味を持ち、彼の所に教えを乞うほどでした。今も変わらずの姿勢で栽培・醸造に取り組んでいます。