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Italy / Toscana

I MANDORLI イ・マンドルリ

· I Mandorli Cabernet Sauvignon 2019 イ・マンドルリ カベルネ・ソーヴィニョン

品種:カベルネ・ソーヴィニョン 100%

赤 750ml

 

カベルネの区画ヴィーニャ・アル・マーレから生まれるもう一つのフラッグシップキュヴェ

 

*2016 ヴィンテージまでは畑名の Vigna al Mare を名乗っていましたが、ワイン名に Vigna を付けることが禁止さ れているため品種名に変更されました。

 

IGT トスカーナ  

 

標高:300~270 メートル

土壌:頁岩や砕骨、砂岩が豊富に混じった粘土土壌。

向き:南西

剪定方法:ギヨ式 植樹比率:5000 本/ha

 

醸造:手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して、オープントップの発酵層で野生酵母の みで自発的に発酵させる。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その 他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造する。温度管理も一切行わない。2~3 週間 の果皮浸漬の後、25 ヘクトリットルの大樽で 10~12 ヶ月熟成。さらにセメントタンクで 6~8ヶ月熟成させた後、無清澄・無濾過で瓶詰め。さらにカンティーナのセラーで 12 ヶ月熟成さ せてからリリース。SO2 は、ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め 前に限り必要最小限のみ添加する。

 

2019 ヴィンテージは 9/18, 25, 26 に収穫。総生産量 2,300 本。2022 年 8 月時点の SO2 トータルは 26mg/l。アルコール度数は 14 度。

 

味わい:

濃いルビーレッドの色合い。ブラックベリーやカシス、オリーブ、ブラッベリーなどの濃 密な香り。微かにミルトのニュアンス。口中は素晴らしくジューシー。熟した果実味にビロード のようなテクスチャーでスーパー・エレガント。長い余韻には微かに地中海のハーブやブラッ ク・ペッパーなどのニュアンスが感じられる。

(インポーター資料より)

I MANDORLI / I Mandorli Cabernet Sauvignon 2019

¥6,600価格
消費税込み
在庫残り1点
  • ■スヴェレートのエレガントさを表現するナチュールの新星

    イ・マンドルリは 2008 ヴィンテージからワイン造りをスタートしたスヴェレートの小さなナチュ ラルワイナリーです。トゥア・リータやモンテペローゾ、ペトラなど、他のスヴェレートのワイナリー の殆どは、村の旧市街の南に広がる斜面に集まっています。しかし、イ・マンドルリのあるベ ルヴェデーレ地区は、旧市街のある丘陵よりもさらに高い北側の海抜 300mの丘陵に位 置しています。畑は設立当初からビオディナミで耕作されていて、冷涼感を備えた驚くほど のエレガントさがワインに反映されているのが大きな特徴です。

    ■ピノ・ノワールのような透明感に包まれたナチュラルワイン

    イ・マンドルリの畑は、今まで全く肥料や農薬で汚染されたことがありませんでした。このた め数十万年前に地球に存在していた微生物が今も土壌に含まれていると考えられます。 「テロワールを醸造する」を哲学とするイ・マンドルリでは、このピュアなテロワールで栽培した ブドウを全て手摘みで収穫して、醸造添加物は一切加えずに醸造を行います。醸造中は 温度管理も行わず、清澄も濾過も行わず、純粋な透明感に包まれたナチュラルワインを 造っています。

    ■ワイナリー概要

    イ・マンドルリの歴史は、現当主の Maddalena Pasquetti マダレーナ・パスクエッティの父、 Massimo Pasquetti マッシモ・パスクエッティがスヴェレートに魅了されて土地を購入した 2002 年に遡ります。カンティーナでは 2003 年に地所の北東~北西側にサンジョヴェーゼを、 2004 年には南西側にカベルネ・ソーヴィニョンとカベルネ・フランを植樹して、2008 ヴィンテー ジからワイン造りをスタートしました。ブドウ木はマッサルセレクションによる複数の苗木を植 樹しました。このため単一のサンジョヴェーゼの畑でも多様性が表現されているのが大きな 特徴です。設立当初からビオディナミでブドウを栽培しています。現在の栽培面積は約 4 ヘクタールで、少しだけアレアティコ、マルヴァジア、ヴェルメンティーノも栽培しています。

    現当主のマダレーナは、2011 年まで小学校で教師をしていましたが、家業のワイナリーに 参画したことで、それまで心の片隅にあった自然と大地、そしてワインに対する情熱が強く 沸き上がり、家業に完全に専念するようになりました。マダレーナは、カルミニャーノのバッケ レートのロセッラ・ベンチーニの下で修行してビオディナミを学びました。そして現在は、ビオデ ィナミのスペシャリストでワイナリー設立当初から栽培と醸造の責任者を務めているアンドレ ア・バルジャッキとともに、二人三脚でワイナリーを運営しています。

    ■畑について

    地中海から約 10~15 km に位置するスヴェレートは、4 月から 10 月にかけてイタリアで 最も雨の少ない場所の 1 つです。イ・マンドルリは、スヴェレートの Belvedere ベルヴェデーレ 地区にあります。トゥア・リータやモンテペローゾ、ペトラなど、その他のスヴェレートのワイナリー の殆どは、スヴェレートの村の旧市街の南に広がる斜面に集まっています。しかし、イ・マンド ルリのあるベルヴェデーレ地区は、旧市街の北側にあり、旧市街のある丘陵よりもさらに高 い海抜 300mの丘陵に位置しています。

    ワイナリーの畑は、豊富な鉱物質で知られるメタッリフェーロ丘陵と地中海のエネルギーを 受ける段丘にあります。南西にはゴルフォ・ディ・バラッティ(バラッティ湾)とエルバ島が見え、 そこからリベッチオと呼ばれる西風が吹き付けます。この海からの風によって、湿気が飛ばさ れるため、畑はベト病などの病害から守られ、ワインにミネラルと塩の風味が加わります。

    土壌は石灰、粘土、砂が均一に混じり、シスト、マール、ガレストロ、頁岩、砕骨、鉄、 マンガンなどのワインの味に反映される希少な微量元素が豊富に含まれています。

    ワイナリーの畑は円形劇場のような畑で、ブドウ木は一日中日の光を浴びます。それに 加え、バラッティ湾が鏡の役割を果たしてくれるため、昼は太陽の光を、夜は星の光が反射 して、畑に惜しみなく降り注ぎます。

    イ・マンドルリの畑の周囲には、セイヨウヒイラギガシやコルクガシ、イチゴ、ギンバイカ、ピス タチオなどの地中海灌木が残っています。アーモンドの木(イタリア語で『イ・マンドルリ』と呼 ぶ)もあり、それがワイナリーの名前の由来になっています。また、周辺には数百種の鳥や カメ、キツネ、鹿、イノシシ、色とりどりの蝶を含む何百万もの昆虫が生息しており、豊かな 動物相に恵まれています。この豊かな生物多様性はワイナリーの大きな財産です。

    自然界の細菌、菌類、昆虫、ミミズは、森林やサンゴ礁と同じくらい複雑な生態系を持 っています。しかし、肥料や除草剤、農薬はそれら全てを死滅させてしまいます。生態系が 死滅した後、土が生態系のバランスを取り戻すためには数十年以上もかかるだけでなく、 種間のバランスが取り返しのつかないほど変化するため、生まれ変わったものが以前のもの に完全に戻ることは困難になります。しかし、イ・マンドルリの畑は、ブドウを植樹する前は地 中海灌木が自生していた場所で、それまで全く肥料や農薬で汚染されたことがありません でした。このため、土は全く汚れがなく純粋で、数十万年前に地球に存在していた微生物 が今も土壌に含まれていると考えられます。

    マダレーナ・パスクエッティはこのテロワールの力を強く信じています。テロワールは人類共 通の守るべき財産で、後世に継承していくべき大切なものであると考えています。イ・マンド ルリでは、ビオディナミによって、地中の微生物の生命力と、地球と空気の交換プロセスを 高め、畑の周辺環境の自然バランスを整え、ワインに最大限のテロワールを表現しようと努 めています。

    ■醸造に関して

    イ・マンドルリでは、慣行農業で使われる農 薬や肥料は一切使わず、ビオディナミで認可 されている 500 番や 501 番などのプレパラート を使っています。人工的な肥料も一切使わ ず、セイヨウワサビやクローバー、大麦、レンゲ、 エンドウ豆などの緑肥を畑に撒いています。こ れらの緑肥は、土壌の有機組成と窒素のバ ランスを自然に改善してくれると同時に、畑の 侵食防止、夏の間の旱魃防止にも役立って います。

    ワイナリーでは畑作業においても醸造にお いても、可能な限り自然な方法で作業をして います。例えば、一般的に行われている摘芯 は行わず、ブドウの枝先を切らずに伸びたまま にしておいて、ブドウを自律的に成長させてい ます。また、太陽のサイクルだけでなく、月のサ イクルも栽培やワイン造りの工程における目 安としています。

    イ・マンドルリでは「テロワールを醸造する」を 哲学としています。セラーでは、一世紀前の醸造所にあったものを見つけることができます。 カンティーナでは衛生管理のためだけに現代的技術を用いていて、その他の醸造工程は、 全て自然なプロセスに任せているからです。

    収穫は全て手摘みで行い、酵素、培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、そ の他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造を行います。醸造中は温度管理も行いませ ん。清澄も濾過も行いません。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶 詰め前に限り、必要最小限の SO2 を添加しています。

    (インポーター資料より)

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