Italy / Veneto
L’Arco ラルコ
·IGT Rosso del Veronese 2019 ロッソ・デル・ヴェロネーゼ
品種 コルヴィーナ50%、ロンディネッラ30%、モリナーラ5%、カベルネ/サンジョヴェーゼ計15%
750ml 赤
植樹:1990年代~2000年代
位置:標高90~100m
土壌:粘土石灰質
ステンレスタンクで数日間マセレーション、そのまま8カ月間熟成。大樽とセメントタンクで18カ月間熟成。
気軽な食中酒を、と考えルーカが所有する畑 の中でも樹齢の若いブドウを、ほとんどマセ レーションをかけずにプレスをするので、明 るいルビー色をしている。熟成には、セメン トタンクと、一部大樽が用いられ、フレッ シュな果実味を損なわないように、気を使っ ている。 サンジョヴェーゼや、テロルデゴはほんの少 量、遊び心程度に混醸されている。(インポーター資料より)
L’Arco/IGT Rosso del Veronese 2019
ヴェネトで、誰よりも“神話的生産者”との讃辞にふさわしい、クインタレッリ。ルーカ・フェドリーゴは、この巨匠に長年ブドウを販売していた栽培農家に生まれ、14歳からクインタレッリのもとで働き、巨匠の身近で栽培醸造を学んだ。その後独立し、畑を購入しワイナリーを建て、1998年に初VTをリリース売する。アマローネにおいては90日前後の長期のアパッシメントし、熟成もスラヴォニアオークの大樽熟成。栽培と醸造の両方において、徹底して伝統的。ただし栽培と醸造を学んだ、クインタレッリがそうであるように、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン、メルローのフランス系品種にも可能性を見いだし、ルーカなりの醸造で、ルベオという同地としてはユニークな構成のワインを造り出している。近年、2014年を境にラルコが造るワインの質が著しく上昇し、当主ルーカに「ジュゼッペ・クインタレッリの再来」との過褒までも寄せられ始めている。