Italy / Veneto
L’Arco ラルコ
·Valpolicella Ripasso Classico Superiore 2020 ヴァルポリチェッラ・リパッソ・クラッシコ・スペリオーレ
品種 コルヴィーナ55%、ロンディネッラ35%、モリナーラ5%、クロアティーナ5%
750ml 赤
植樹:1960年代~2000年代
位置:標高90~100m
土壌:粘土石灰質
ステンレスタンクで数日間マセレーションで、翌年の3月頃まで熟成。
アマローネのマセレーションが終わると同時に、そのヴィナッチャを1カ月間マセレーション(リパッソ)する。その後、大樽で24カ月間熟成。
ヴァルポリチェッラのクラシックな赤品種数種のブレンド。
コルヴィーナとロンディネッラは色とテクスチャー、香り。
モリナーラとごく少量のクロアティーナはさらに香りを複雑にするために使われる。
このキュヴェでも、リパッソ前の赤ワイン自体の抽出は軽く、リパッソ時のアマローネ用のブドウの果皮からの抽出に注力する。そのため軽やかさと上質なタンニンと骨格を併せ持った、バランスの良いリパッソが生まれる。(インポーター資料より)
L’Arco/Valpolicella Ripasso Classico Superiore 2020
ヴェネトで、誰よりも“神話的生産者”との讃辞にふさわしい、クインタレッリ。ルーカ・フェドリーゴは、この巨匠に長年ブドウを販売していた栽培農家に生まれ、14歳からクインタレッリのもとで働き、巨匠の身近で栽培醸造を学んだ。その後独立し、畑を購入しワイナリーを建て、1998年に初VTをリリース売する。アマローネにおいては90日前後の長期のアパッシメントし、熟成もスラヴォニアオークの大樽熟成。栽培と醸造の両方において、徹底して伝統的。ただし栽培と醸造を学んだ、クインタレッリがそうであるように、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン、メルローのフランス系品種にも可能性を見いだし、ルーカなりの醸造で、ルベオという同地としてはユニークな構成のワインを造り出している。近年、2014年を境にラルコが造るワインの質が著しく上昇し、当主ルーカに「ジュゼッペ・クインタレッリの再来」との過褒までも寄せられ始めている。