France / Auvergne

L’Egrappille レグラッピーユ/ヤオ・ファタル
109 2015
品種 ガメイ・ドーヴェルニュ 
赤 750ml
 
玄武岩土壌の樹齢約90年の葡萄。手除梗した葡萄を3/4、全房の葡萄を1/4使用し、6週間のマセラシオン。プレスの後
バリックで発酵・熟成。
仄かにオレンジがかったルビー色。苺やフランボワーズ、クランベリーなどの赤い果実のドライフルーツの香りに、バラなどの生花やドライフラワーが混ざり合うようなフローラル系の華やかさ、クローブやナツメグを想わせるスパイス香がアクセントのように加わります。以前はフィーヌのように黒系果実の果皮のような風味や力強く硬さのある果実味が感じられましたが、熟成によりしなやかで赤い果実の可愛らしい風味や深みが感じられる味わいへと変化しています。Fait mainに比べ充実した果実の様子や甘みが多く感じられ、果汁のようなシズル感のある飲み心地で、優しい甘さが舌を包み込むようにしっとりと広がり、仄かにダシのような旨味を伴う赤い果実の風味が口中に膨らみます。鰹ダシのような旨味やスパイスなどが加わることで全体に複雑さと深みを与え、アフターに進むにつれやや重心の低い落ち着いた印象を感じさせます。この先の熟成も期待が湧く緻密さを持ち、更に繊細でエレガントな味わいへと変化していくことでしょう。

(インポーター資料より)

L’Egrappille / 109 2015

¥7,700価格
消費税込み
  • ヤオ・ファタル – レグラッピーユ

    これまでヤオ・ファタルのマニュエル・デュヴォーとレグラッピーユのカトリーヌ・デュモラは、夫婦で2つのドメーヌを持ち醸造を行なってきましたが、2019年に別々の道を歩むことになりました。

    マニュエル・デュモラは、18歳の頃に通っていた農業学校で知り合った友人の実家がワインを造っていたことから、家へ遊びに行ったりしているうちに関心を抱きました。更に、彼自身はワイン生産者の家系の出ではありませんが、何代にもわたって果樹園を営む家に生まれただけではなく、牛や鳥などの動物も飼い堆肥も作っていたため有機栽培が当然といった環境で育っています。そのため、かなり若いうちから自然栽培、ビオやビオディナミによるブドウ栽培に興味があり多くの生産者を訪問、彼らのワインも30年間にわたり飲み続けています。その蓄積によって、全ての作業は納得できるブドウを収穫するためにあるべきで、ただ畑を耕し堆肥を投入するといった単純作業では決してなく、畑の状態を注意深く確認しながら行はなければならないと考えております。

     妻のカトリーヌは、農村の経済を発展させるためのコンサルティング業に従事していた2012年、パトリック・ブージュ(オーヴェルニュ地方の偉大な生産者として知られる)主催のピクニックで友人からマニュエルを紹介されました。その7ヶ月前に酒屋さんの試飲会でパトリックだけではなく、ピエール・ボージェ、ティエリー・ルナールなどの名だたる生産者のワインを飲む機会があり、オーヴェルニュ地方のヴァンナチュールに対して強い関心を抱いていました。マニュエルと二人でパトリックの蔵を訪問しているうちに、研修していたオーレリアン・ルフォーから、彼の家から遠すぎるため使わない畑を紹介され、これを借りて始めたのが2013年です。収穫の指揮は、少しでも傷んだブドウを迷わず捨てることができる彼女が、全てを指揮しています。 二人は、ワインの基となるブドウが最良のものになるよう注力しています。具体的には、畑を耕す場合は馬で必要最低限に留めること。害虫や病気対策としてローリエやミント等を蒸留して作った芳香性のある水、オレガノ等のエッセンシャルオイル、そして亜鉛や硫黄と銅、いずれも必要最小限の散布に抑えること。そして収穫量を低く保つこと。こうして栽培から収穫されたブドウを自然発酵、フィルターや清澄作業は行わず、酸化防止剤をはじめとする添加物も一切加えず、限りなく100%に近い「ブドウ果汁だけを原料とした」純粋なワインを造ることに全力を尽くしております。

    (インポーターしry(インポーター資料より)