France / Savoie

La Vigne du Perron ラ・ヴィーニュ・ド・ペロン/フランソワ・グリナン

·Persanne 2018 ペルサンヌ

品種 モンドゥーズ

750ml 赤

 

仄かに紫がかった中程度の赤色。グラスに顔を近づけるとハッとするような華やかな紫や赤の花々に引き込まれるような想像を掻き立て、それとともに熟した赤や黒のベリー系果実の香りが漂います。色合いの紫がかった様子や香りからも軽やかで引き締まった様子が伺え、アタックは小気味良い酸が印象的で、若々しい果実味と絡み合いながら馴染むように口中へと流れます。溌剌とした印象に甘やかでやや充実感のある果実味や赤紫蘇、オールスパイス、木の皮のような風味が徐々に重なり深みを与え、旨味感が後へと長く続きます。微細なタンニンが舌に残り地に足のついたような落ち着きを想わせ、弾むような果実味と共存しながら凛々しく品のある仕上がりです。一点の光が差し込む方向へ導いてくれるような角の取れた酸はモンドゥーズならではの魅力であり、この酸があることで長期熟成に耐え、妖艶さを引き出す力になっており、更なる熟成に期待が湧きます。(インポーター資料より)

La Vigne du Perron / Persanne 2019

¥5,500価格
消費税込み
  • リヨンから北東に1時間ほど行ったところにあるサヴォワ地方で、1年のブランクを空けて、フランソワ・グリナン氏がワイン作りを再会しました。(この再出発にあたって、ベルギー人の2人のナチュラルワイン愛好家が共同経営者として参加しています。)

    4種類のワインのうち、ルーセットとピノ・ノワールは、ヴィル・ボワ村にある自社畑のものです。
    ガメイとシャルドネは、有機栽培されたぶどうを買っていますが、4つ全てを合計しても2.1Haと極めて少ない生産量です。
    ナチュラルワインを造り始める前は、ピアニストだったグリナン氏。古くて小さな醸造所をきちんと改装しているあたりは、氏の人柄が表れています。勿論ワイン作りもとても丹念です。

    栽培・醸造

    ヴィル・ボワ村は山間部へと続く渓谷にあるため、ぶどう畑は標高約250mの斜面に点在します。
    この地は夏でも夜間は冷涼な風が吹くため、ワインにフレッシュ感が生まれます。
    ピノ・ノワールが植わる「レ・ゼタップ」の区画は、コート・ロティの畑のように歩くのでさえ大変な急斜面。畑の周りは季節の草花が、絨毯のようにさまざまな色の花を咲かせています。

    醸造面では培養酵母や酵素は使わず、補糖や清澄、濾過もしません。
    現代では当然となった醸造技術や人的介入を控えたワイン造りをするには、有機栽培で育てた健全なぶどうが必要です。例えば合成化学物質の農薬を使ったぶどうには野生酵母が少ないため、酵母添加しなければ発酵が安定しない場合があります。有機栽培のぶどうは野生酵母の数が多く活力があるため、作柄が不安定な年でも問題なく発酵が進んでくれるようです。

    また、亜硫酸を使わずに発酵から熟成まで進めますが、できる限り空気と接触させずに造る必要があるため、ワインが還元状態に陥る可能性が上がります。その可能性を下げるためには、ぶどうが育つ段階から考えなければなりません。堆肥が多すぎると地中の窒素量が増えて還元しやすくなりますし、反対に少なすぎると発酵の妨げになってしまうようです。

    AOC法では2009年から「AOC Vin de Bugey」を名乗れますが、それを用いずVDTにすることに決めました。