Italy / Lazio
Le Coste
·SOS Lago Rosso 2019
品種アレアーティコ 100%
樹齢 15 年程度。
ボルセナ湖畔、発電所開発の進む地 域、モンテフィアスコーネのブドウ。除梗せず、空気に触れない状態で 2 週間の マセレーション。圧搾しそのまま 6 か月の熟成。 地熱発電所の建設反対運動に協力するために生まれたワイン。売上の一部は 活動費用として寄付されています。
Le Coste / SOS Lago Rosso 2019 レコステ SOSラーゴ ロッソ
地元グラードリの町の隣にある「Lago di Bolsena ボルセナ湖」、美しい湖畔周辺は自然環境が保たれ、この地域を代表する景勝地で あり、レ コステのエチケットにも描かれているいわばシンボルのような存在です。この湖は、いわゆるカルデラ湖(火山活動によって生まれた
湖)のため標高が高く、火山性のミネラルを豊富に含んだ特徴的な土壌環境。地下深くには今も火山活動が観測されることから、今回その 地熱を利用した、地熱発電所の建設計画が決まってしまいました、、、。
一般的に考えれば、大地の熱を利用して発電する、いわゆる「再生可能エネルギー」として注目されている地熱発電ですが、それは必ず しも自然を守るとは言い切れないといいます。「建設のために大量の重機、建設資材の持ち込み、工事に伴う大気や水の汚染。そして地中深くに水を送るため 1000m 以上深い掘削は、地下水脈が 複雑に張り巡らされた岩盤を破壊し、地下水の流れを変え、時には止めてしまう事にもなる。火山性土壌は一般的な体積土壌よりもより複雑で繊細に入り組んでいるため、この建設が与える環境被害 は人知の及ぶものではない。」、こうした声によって、周辺地域で発電所の建設反対運動が始まりました。この運動に協力するため、ジャンマルコとクレメンティーヌは、活動について少しでも多くの人に 知ってもらうため、運動の支援金を集めるため、新たにワインを造ることになりました!
ブドウは建設予定地にあたるボルセナ湖畔、モンテフィアスコーネの畑より譲り受けた、モスカートジャッロとアレア―ティコ。ワインの名前はレ コステらしくストレートに「SOS Bianco」、「SOS Rosso」!このワインは地熱発電所の建設反対のために造られており、売上げの一部を活動資金として寄付に充てられています。生産量も決して多くはなく、入荷量は極僅かとなります、、。しかしながら、ジャンマルコとクレメンティーヌのメッセージ、「大切に守るこの土地、自然環境を娘たちへ、さらに その先の世代へ残すために伝えたい」、その想いを皆さまに知っていただきたいと思いました。
SOS ラーゴビアンコはモスカートジャッロ、トロピカルなブドウの味わいをストレートに感じるたまらない飲み心地!そしてロッソはアレアーティコ、カーボニックマセレーションによって、香りと果実味を最 大限に引き出した、スムーズでストレスフリーな液体!この繊細で素晴らしい心地よさを持ったワインを生む、この土地を守るためのレ コステの活動。どうか応援お願いいたします!