France / Languedoc
LES FRERES SOULIER レ・フレール・スーリエ
・LES CROSES 2020
品種 ムールヴェードル50%、シラー50%
ロゼ 750ml
10年以上有機農法をしていた新しい区画。森に囲まれており、石灰を含んだ砂質土壌。
ダイレクトプレスし、樽で12カ月間の発酵・熟成。その間ウイヤージュは行わない。瓶内熟成9カ月。ノンフィルター、ノンコラージュ、SO2無添加。
グレープフルーツ、白胡椒、少し還元的なアロマがあるが香りを更に複雑にしており、生産者は気に入っている。少しの苦みと酸化的な風味が豊かな口当たりを造り出している。
(インポーターコメントより)
いちごのシロップ漬けのような甘やかで誘惑的な香り。
ラズベリーや小さな赤いベリーをほ頬張ったような果実味と、すこしの甘やかさ。
樽由来のバニラ香が果実味と合わさり、ストロベリーケーキを彷彿とさせます。
ピンクグレープフルーツような程よい酸とほろ苦さが液体にハリを与えます。
とろりとした液質と、後半の小慣れた落ち着きのある味わいは、エレガントさもある、特別な日のためのロゼです。
(2022/10試飲時点)
LES FRERES SOULIER / LES CROSES 2020
スーリエ兄弟(シャルルとギヨーム)が2014年にワイン作りをスタートした若きドメーヌ<フレール・スーリエ>。GARD県のSaint Hilaire d'Ozilhanに8haの畑を所有しビオディナミをはじめとする自然農法でワインを作っています。初ヴィンテージは2015年。ワイン作りに対して非常に熱い情熱と夢を持っていることがビシビシと伝わってくる印象の若者。会った瞬間から日本人として初めてこの生産者を訪問できたとに喜びを感じずにはいられなかった。
畑は基本的に草が“ぼうぼう”。その理由は、ブドウ樹に生命力を与えることや、空気や窒素を保つこと、虫(特にミミズ)の存在を維持することなどが挙げられる。畑の仕事に関しては、この道で有名なピエール・マッソン氏に師事し最適な方法を模索中。テンプラニーニョなどのイタリア系の品種やピカルダンなど珍しいブドウも徐々に増やしているそうだ。ヤギを飼いチーズ作りも行っている。現在彼らのワインは生産量が少ないこともあるが、その品質と味わいに既にファンが多くほとんどが完売状態。瓶詰するとすぐにまた予約完売!と引く手あまた。基本的にはSO2無添加、必要な場合でも多くて20mg/ℓ。(インポーター資料より)