France / Rhone
Ozil オジル
·VdF Bourret 2019 ブーレ
品種 グルナッシュ
750ml 赤
粘土石灰質土壌に植えられたグルナッシュより造られる。収穫しダイレクトプレスした後、15日間のマセラシオン カルボニック。軽やかでタンニンの少ないフルーティーな質感を出す為に、1回目のプレス果汁のみを使用し、グラスファイバータンクで熟成させ、2020年2月初旬に瓶詰。
クリアなルビー色。抜栓直後は軽くプチプチしたガス感を感じますが、それが全体の爽快感や軽やかさに繋がっており好印象。香水っぽい赤系の花的なフローラル香やラズベリーやイチゴ、シロップ漬けのプラムやルバーブと言ったフレッシュな果実感が前面に出て、少しの白胡椒的スパイスも感じられます。
味わいには、陽気な明るい果実が口一杯に拡がり、飲むだけで気分が上がってきます。濃厚というよりは透明感のあるワインで、ピチピチした瑞々しい果実が主体で、余韻に非常にマイルドでシルキーなタンニンがほんの少しだけ。締りのあるキリっとした酸と若干のガス感がワインをポップなものに仕上げ、全体的にはスルスル系のワインに仕上がっています。
知らないうちについつい飲み進め、1本空いてしまいそうなキュヴェです。
(インポーター資料より)
Ozil / VdF Bourret 2019
ドメーヌ オジルはアルディッシュ南部にある5代目の農園で、現在はジャン=ダニエル(兄)とトマ(弟)の若くて勢いのあるオジル兄弟が運営しています。
この地域のナチュラルワイン先駆者であるジル アゾーニのもとで修行を積み、亜硫酸を添加しないナチュラルワインを造る経験と自信を持ったトマが2013年にドメーヌに加わりました。
葡萄を含め、様々な果実を組合へ販売していた状況から脱却するために、自社でのワイン醸造と瓶詰めを行うことにしました。
所有する計16ヘクタールの畑では、葡萄以外にもオリーブ(2ha)、桃、ラベンダー(3ha)、野菜なども栽培しています。
現在でも収穫した葡萄の半分は友人のワイン生産者に売却しており、現在もアントワーヌ アゾーニへ販売を継続しています。
なお全て農法はオーガニック認証を受けており、ビオディナミ農法も実践しています。