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France / Loire

Pierre Goiset  ピエール・ゴワゼ

· Le Query 2022 ル・ケリー

品種:ムロン・ド・ブルゴーニュ 100%

白 750ml

 

1920~60 年代に植樹された古木が栽培されている 花崗岩土壌の“ル・ケリー”に由来するリューディ・キュヴェ

 

樹齢:60 年以上
リューディ: Le Query ル・ケリー

Château Thébaud シャトー・テボーのコミューンに位置する花崗岩土壌の区画。

 

醸造:

手摘みで収穫したブドウを 100%全房で、木製の古い手動式の垂直圧搾機で優 しく破砕し、10 時間近くかけてゆっくりと圧搾。

無清澄で、野生酵母のみでグラスファイバー のタンクで自発的に発酵。ブドウ以外の醸造添加物は一切加えずに醸造する。

その後、 引き続きタンクでシュール・リーの状態で自発的なマロ発酵と熟成。無清澄・無濾過で瓶 詰め。

SO2 は醸造中は無添加。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、 瓶詰め前に必要最小限のみ添加。

 

2022 ヴィンテージの収穫日は 8 月 31 日。総生産量 1,930 本。アルコール度数は 12 度。 2023 年 7 月時点の SO2 トータルは 15mg/l。

 

キュヴェ名の Le Query ル・ケリーは、リューディの名前に由来するものです。

(インポーター資料より)

Pierre Goiset / Le Query 2022

¥4,840価格
消費税込み
在庫残り4点
  • ドメーヌについて

    大きな変革の真っ只中にあるミュスカデ。この地のナチュールの先達であるランドロンやド・ ベル・ヴューに続く、新世代の若いドメーヌが、今ミュスカデに次々と誕生しています。2020 年に故郷のナントに戻り、新しくドメーヌを興した PIERRE GOISET ピエール・ゴワゼもその一 人です。ナント生まれのピエールは、学業を修めた後、サンテティエンヌでカメラマン兼ビデオ ディレクターとして 10 年近く働いていました。しかし、サンテティエンヌにあるナチュラルワインの バー「Chez Lulu シェ・ルル」で多くのナチュラルワインを味わううちに、ナチュラルワインの虜に。 当初はブドウの収穫の手伝いに行くだけでしたが、次第にワイン造りにも興味を持ち始め、 北ローヌの Pierre-Jean Vila ピエール・ジャン・ヴィラ と Les Déplaudes de Tartaras レ・デ プロード・ド・タルタラで働き始めます。並行してブドウ栽培と醸造のバカロレアの免状を取 得しました。

    その直後、ピエールはナント近郊にある家族のブドウ畑を継承することになります。その時 に妻のマリーが「さあ、本格的にワイン造りを始めましょうよ!」と言ったのです。こうして、ピエ ールは 40 歳を目前に、妻と二人の子供と共に生まれ故郷であるナントに移住。ヴィニュロ ンに転身し、ナチュラルワイン造りを始めたのです。

    ドメーヌは、ナント近郊の Saint-Fiacre-sur-Maine サン・フィアクル・シュール・メーヌにあり ます。セーヴル川とメーヌ川の合流点にあり、なだらかな丘陵が点在し、最高点は海抜約 60 メートル。ナントとサンテティエンヌの間を繋ぐロワール河の河口近くにあるため海の影響 を受ける海洋性気候です。ドメーヌの栽培面積は 3 ヘクタールで、ムロン・ド・ブルゴーニュと メルローを栽培しています。畑の 8 割を占めるムロン・ド・ブルゴーニュはマッサルセレクション で 1950 年代に植樹された 60 年を超えるヴィエイユ・ヴィーニュで、残りの 2 割はジューヌ・ ヴィーニュのメルロ-です。ドメーヌの畑は古代に侵食されたアルモリカン山の麓にあります。 片麻岩(へんまがん)と石英、花崗岩などの火山のマグマに由来する変成岩がモザイク 状に広がっています。畑は、以下の 2 つのリュー・ディに分かれています。

     La Mauguitonnière ラ・モーギトニエール
    Maisdon-sur-Sevre メスドン・シュール・セーヴルのコミューンにある畑で、樹齢 1950 年代に 植樹された樹齢 60 年を超える古木のムロン・ド・ブルゴーニュが栽培されている。表土の浅 い、片麻岩とシレックスの土壌。

     Le Query ル・ケリー
    1920~60 年代植樹の古木のムロン・ド・ブルゴーニュと、樹齢の若いメルローが栽培されて いる区画。花崗岩土壌で。Château Thébaud シャトー・テボーのコミューンに位置する。

     

    栽培と醸造について

    栽培はビオロジックとビオディナミで、馬による耕作も行っています。畝の間にはカバークロ ップを生やしているため、ドメーヌの畑には、昆虫やトカゲ、野ウサギなどが沢山います。剪 定方法はギュイヨ・プーサールで、芽かきの段階で厳格に摘み取りを行って収量を調整しま す。

    ドメーヌの畑のブドウは成育力が低く、自然に低収量になるため、グリーンハーベストや 除葉は行いません。温暖化の影響で摘芯も行いません。

    ピエールは、ブドウ畑で自然が対 立しないように、草を生やし、土に生命を吹き込むように、自然そのものを表現しようと努め ています。醸造においても、ピエールは全てを自分自身の手で、アーティザナル(職人的) な手作業で行うことにこだわりを持っています。このため収穫は手摘み。ブドウが潰れないよ うに小さなケースで醸造所に運び、古い木製の手動式の垂直圧搾機で圧搾します。発酵 は野生酵母で行われ、清澄や濾過をせずに熟成され、マロ発酵も自然に行われます。ピ エールは真っ直ぐで逸脱しないワインを造ろうと努めているため、瓶詰め前に必要最小限の 亜硫酸塩を添加します。瓶詰めもラベル貼り、ワックスがけも全て手作業です。

    ピエールはローヌで働いていた経験から、ローヌの白ワインが好きで、ワイン造りにおいても、 酸よりも苦みを重視しています。このため、ドメーヌのワインは他のミュスカデのドメーヌのワイ ンと比べて、熟していて、まろやかで、ボリュームがあるのが特徴です(もちろんヴィンテージ によって緊張感があるキュヴェも存在します)。また、伝統的にミュスカデではマロ発酵がブ ロックされていますが、ドメーヌでは、マロ発酵を自発的に行わせて、ワインにボリュームを与 え、アロマを変化させています。さらに、亜硫酸の添加量が少ないため、よりオープンなワイ ンとなっています。ドメーヌが目指しているのは、その年のヴィンテージを反映してくれる表現 力豊かなワインです。

    ピエールは、コンプレモンテールのマリオン・ペシューとマニュエル・ランドロン、ドメーヌ・ランド ロンのジョー(父)とエレーヌ(娘)達と定期的に交流して、ブドウ栽培やワイン造りにつ いて、意見交換をしています。また、ペトゥアン・エ・アンラジェなど、この数年にミュスカデで設 立された、新しいドメーヌの交流グループがあり、それにも参加して知見を深めています。

    ドメーヌのワインは 2021 年は初ヴィンテージですが、既に三ツ星のレジス・エ・ジャック・マ ルコンを始め、ナントやパリの若い星付きのレストランでサービスされて好評を博しています。

    (インポーター資料より)

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