France / Champagne
Remi Leroy レミ ルロワ
· Les Crots 2013
品種 ピノ・ノワール
750ml ロゼ 発泡
ドザージュ0g/L(2017年8月デゴルジュマン)
軽い赤と言えるほどの苺ゼリーのような赤色。
ドライ苺やチェリーコンポート、グレナデンなどの凝縮した赤い果実の香りにバラ、ドライフラワー、桜餅など華やかな香りが加わり、複雑で深みのある味わいを想像させます。
色はしっかりと(72時間セニエ)しながらも口当たりはスムーズで、細かくピチピチとした軽快な泡と共にほんのりと甘さがベールのように舌にまとい、華やかな香りや赤いジューシーな果汁感を感じさせつつ、熟成由来の深い味わいや旨味が染み渡ります。
僅かなタンニンも感じられ、芯がしっかりとし背筋がピンとした印象もありながら、甘さ控えめのドロップのような人懐こい風味を感じさせ、それでいて上品さや華やかな雰囲気を兼ね備えた魅力的な仕上がりです。
(インポーター資料より)
Remi Leroy / Les Crots 2013
シャンパーニュ地方の南部、シャブリに近いコート・デ・バールの若手生産者。トロワ市の東南約50kmに位置する住民200人ほどの小さな村ムルヴィルにドメーヌはあります。トータル9 ha を所有し、父の代からネゴシアンにブドウを販売してきました。レミが「畑の男」と評する父は、休日も畑に出て生き生きとした姿で土やブドウの樹に接しており、子供のころからそんな父の背中を追ってブドウ栽培の手伝いをしていました。そしてアヴィ—ズのブドウ栽培学校に通った後、父の範疇ではなかった醸造にも興味を持ちはじめ、ボルドー大学で醸造科のディプロムを2006年に取得しました。ルイ・ロデレールとヴエット・エ・ソルベで修業した後、2008年に父の元に戻り、2009年から自身のシャンパーニュ造りを始めました。現在は生活を成り立たせるため、ネゴシアンにブドウを販売しながら、一部の区画だけ(2014
年は約3 ha 分)で自身のキュヴェを仕込んでいます。
今後納得のいく収穫が得られるごとに、徐々にその割合を増やしていく予定で、単一区画、単一収穫年のキュヴェを造るべく準備中です。特に台地に位置する「メール・シュール・モン(山の上の海)」という名の区画は、まさに小山が海のように連なる場所で、日差しを存分に受け、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネのほか、ピノ・ブランも混植されています。(インポーター資料より)