Germany / Mosel
Rita und Rudolf Trossen リタ ウント ルドルフ トロッセン
Schieferstern Purus Riesling 2013 シーファーシュテルン プールス リースリング
品種 リースリング
750ml 白
手作業で収穫。全房圧搾後、容量500リットルのステンレスタンクで野生酵母により約7カ月発酵。セラーの室温で冷却(強制的に冷却はしていない)。11カ月澱の上で熟成し、フィルターをかけず清澄も行わず亜硫酸無添加で瓶詰。
シーファーは「粘板岩」、シュテルンは「星」の意。ベーシックなワイン「シーファーブルーメ」より上の品質であることを示す。UK出身のワインジャーナリスト、ストゥワート・ピゴットの命名。畑はマドンナの畑の隣(インポーター資料より)
Rita und Rudolf Trossen / Schieferstern Riesling Purus 2013
ドイツ国内よりも国外にファンの多い家族経営の生産者。15歳の頃から世界の行く末を案じていたルドルフは、答えを探し求める過程でルドルフ・シュタイナーの思想に出会う。1978年に23歳でリタと結婚した年に父が事故で亡くなり、醸造所を継ぐと同時にバイオダイナミクス農法を導入。ドイツ初のワイン生産者による全国規模の有機農法団体エコヴィンEcovinを1985年に設立するなど、ドイツワインの有機農法を実践する生産者の草分け的存在のひとり。醸造所とモーゼル川を挟んで対岸にあるキンハイム村の背後に広がる斜面に2.5haのブドウ畑を所有している。土壌は灰色と青色の粘板岩で、収穫は毎年世界各地から手伝いに来る人々と和気藹々と行う。醸造は伝統的なフーダー樽、ステンレスタンクと使い古したバリック樽を使い、野生酵母で発酵。2010年から亜硫酸無添加醸造の「プールスPurus」シリーズを造り始め、以前にも増してファンが増えつつあるが、二人の息子達は別の職業についていて醸造所を継ぐつもりはなく、ルドルフ氏もこれ以上規模を大きくするつもりはないという。「ブドウが育った場所の味がする自然なワイン」を目指している。