France / Jura
Saint Pierre サン ピエール
· .Le Blanc 2019
品種 シャルドネ、サヴァニャン
750ml 白
2019年は霜の影響で収量が激減したため、全区画のシャルドネ、サヴァニャンを使用して醸造。
やや濃いレモンイエロー。
日向夏や文旦、早生みかんなどの和柑橘、柑橘のピール菓子、白い花、レモングラスやローズマリーなど華やぎのある爽やかな香りに、加えて、鉱物的な印象も伺えます。
透明感の感じられる清らかなタッチで、ほどよい甘みと華やかさ、柑橘系の果実味がギュッと詰め込まれた風味は旨味を伴い、張りのあるフルーティーな酸が全体を引き締めながら伸びやかに広がります。
日向夏の果皮から弾ける清涼感のある香りやピールのほろ苦さがアクセントのように現れ、溌剌とした若々しさを想わせながら、アフターに乳酸的な風味が仄かに感じられ円みのあるまろやかな余韻が続きます。
果実味には爽快感がありながら、その緻密さはリッチなイメージを抱くほど充実感があり、上品で凛とした様子やこなれ感、奥行き、旨味が一体となった仕上がりです。(インポーター資料より)
Saint Pierre / Le Blanc 2019
ファブリス・ドダンは、アルボワの美しい小さな町で生まれました。
葡萄栽培やワイン醸造に関係する家柄ではありませんでしたが、ドメーヌ・ド・サン・ピエール前当主のフィリップ・モンクと知り合い、醸造所の社員として働き始めました。フィリップの畑は有機栽培ではありませんでしたが、健康的なワインを造るためファブリスが2002年より有機およびバイオダイナミック農法へ切り替え、より一層ナチュラルなワイン造りを目指しておりましたが、フィリップが亡くなった2012年にファブリスがドメーヌを買い取り引き継ぐと事となり、現在に至っております。現在7haを所有。ドメーヌ・サンピエールの畑は95%がアペラシオン・アルボワにあり、非常に風通しが良くミネラル感に富むワインを産み出します。その他にコート・ド・ジュラ、そしてワインに重みを与えてくれる粘土質泥灰岩の土壌が特徴的なPupillonの丘の上にも小さな区画を所有し、ピノ・ノワール、プールサール、シャルドネ、サヴァニャンを栽培しています。