France / Champagne
Stroebel ストロエベル
·Champagne Brut “Triptyque” NV シャンパーニュ “トリプティック”
品種 ピノノワール 45%(1992 年植樹)、ピノムニエ 20%(1964 年植樹)、シャルドネ35%(2002 年植樹)
750ml 白 スパークリング
※5/16 以降出荷開始
2014 年の PN,PM、2015 年の PN,PM,CH、2017 年の PN,PM,CH、をブレンド
ステンレス、一部小樽で発酵・熟成
2018年7月にティラージュ、瓶熟成3年 ノンドサージュ
SO2 はプレス時のみ極少量(インポーター資料より)
Stroebel / Champagne Brut “Triptyque” NV
シャンパーニュの若きビオ生産者、ティモテ・ストロエベルさんは 38 才。彼の曾お爺さんがここシャンパーニュで家と畑を 買いブドウ栽培を始めた。その後、彼の父は別の仕事をしていたが、彼は 17 才の頃からワインを好きになり、ヴィニロンを 志し、ボーヌの醸造学校で勉強し、ブルゴーニュの蔵元などで仕事をしながら自分の畑を探していた。南仏やボジョレー 地区で探していたが、相続でおじさんと相続人のいとこから彼に声がかかり、念願かない、ここシャンパーニュでワイン造り
を 2001 年よりスタートすることになった。2004 年より除草剤の使用を止め、2008 年よりビオの栽培に切り替え、
2014 年にようやくビオの認定を取得。彼はビオに転換するのには 10 年はかかる、すぐに畑ができるものではない、と言 う。農薬を使うのはもうたくさん、後戻りはしたくない、とも。 3.5ha の畑から 8000~12,000 本を造っている。畑はプ
ルミエ クリュで、2ha がピノムニエ、1ha がピノノワール、それと 0.5ha が 2002 年に彼が植えたシャルドネ。シャルドネは 気に入ったブドウがなかなかできず、2014 年に初めてよいものが取れ始めた。 彼はムニエが好きで、2011 年はムニエ 100%で造られている。ムニエでも良い物ができることを証明したかったと。 収穫は畑で厳しく指導し、選果する。カセットに入ってきたブドウをチェックす る人を専門に付け、悪いものを取り除かせる。それなので、蔵に来たときには良いものしかカセットに入っていない。一次醗酵は自然酵母で一番搾り果汁のみ使用。ノンシャプタリ、ノンフィルター、ノンコラージュ。二次醗酵はビオのカンナ(サトウキビ)を使用。瓶熟 24~30 ヶ月でデゴルジュマン、リキュール添加せず、同じシャンパンを足す。
とてもシリアスでまじめな彼はシャンパーニュでも異色の存在にみえる。妥協を許さないその姿勢はこれからますます楽しみな若手です。