France / Auvergne
Terre de ROA テール・ド・ロア
2020 Supplement d’Ame Vin de France
サプルメント・ダム ヴァン・ド・フランス
“精神、魂のサプリメント”
品種:ガメイ100%
樹齢:25年
土壌:粘土・シレックス(ブルボネ砂質)
気候:半大陸性気候、変化系海洋気候
仕立て:ギュイヨ・プーサール
醸造:自然のまま介入せず土着の天然酵母で発酵させテロワールの表現に努める。 全房のまま11日間発酵。
味わい:ピュアな赤果実のジュース。綺麗で溌溂とした酸味。
アルコール度数 :13.5%
赤750ml
品種ブレンドが義務付けられているA.O.C.サン=プルサンではガメイ100%はヴァン・ド・フランスとなります。
穏やかに立ち上がる野イチゴ、赤い花、ラズベリーが絡み合います。
ロワール中流域のガメイにも感じられる森のホワイトマッシュルームのアクセント。
おそらくこれが最もSO2が低い印象で、酸化と共に果実が上昇。ネガティヴさ皆無。
タンニンの質が非常に綺麗で比較的ストラクチャーに寄与しながらも熟して軽快に口の中で溶ける。
酸の軸が抜群にドンピシャにフォーカスされていて真っ直ぐ。
静かな余韻。クラシックコンサートの終わり。音は消えたのに残響を感じるような余韻。
(2021年11月 インポーター試飲コメント及び資料より)
Terre de ROA /2020 Supplement d’Ame Vin de France
フランスのヘソ、オーヴェルニュ地方より
Terre de ROA(テール・ド・ロア)
オーヴェルニュは厳密に言えばロワール地方の一部に組み込まれるのでしょうが、その立地、品種構成や歴史風土から、一般的なロワールと混同されないようオーヴェルニュとして分類しているように思います。
オーヴェルニュ中心部より少し北に位置するA.O.Cサン=プルサン。
この地のパイオニアとして注目を集めているのが家族経営の小さなドメーヌ。
Terre de ROA(テール・ド・ロア)となります。
Raisin(果実)
Organic(有機栽培)
Attitude(天体と向き合う姿勢)
これらの頭文字からROAと命名されました。
今春に試飲して、鋭角的ではなく浸透するような美しさのある酸味、
そしてその裏側から光が差し込むステンドグラスのような重なり合う果実の世界。
派手さはないですが、食事と合わせた時に胸の奥から洗われるような寄り添い方に感動しました。
全てのワインに共通するのは酸の高さ。しかし石灰系の硬質な酸の張りではないため、淡色を重ねたような果実がいつまでも消えないような感覚の余韻。
(インポーター資料より)