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France / Loire

Thierry Beclair 

·Chenin Faisant 2015

品種 シュナンブラン 

 

霜の影響で収穫量が減少したため全区画のシュナン・ブランを混ぜ醸造し、シュナン・フェザンの総生産量800本とごく僅かとなりました。


べっ甲色。完熟した黄プラムや杏のような果実の香りや風味、ビターカラメルやメープルシロップを想わせる熟成がかった様子と僅かに酸化のニュアンスが感じられます。香りに感じられた蜜やカラメルのような風味と優しく舌に触れる甘みが感じられ、やや甘口といった印象を受ける風味とコクを感じますが、全体的に締まりのある酸が感じられることで、タッチは軽やかささえ感じる仕上がりです。複雑性と果実の甘み、上質な梅酒のように感じられる味わいは、この先の熟成でより深みも増していくことでしょう。

(インポーター資料より)

Thierry Beclair / Chenin Faisant 2015

¥5,445価格
消費税込み
在庫残り2点
  • ティエリーと初めて会った時の印象は、物静かであまり多くを語りませんが、気遣いのできる穏やかで人を包み込むような優しさのある人だと感じました。

    彼は、パトリック・デプラの友人で、葡萄の栽培の仕方などパトリックからの影響を多く受けており、彼同様に銅など一切撒かない栽培方法をとっており、また栽培のことだけでなく醸造、瓶詰めなどの作業も二人で協力して行っています。これまで両親からお兄さんが葡萄畑を引き継ぎ栽培や醸造を行っていましたが、2016年からティエリーがロッシュフォールにある約8ha(4.5haがシュナン・ブラン、その他シャルドネ、ガメイ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン、少しのグロロー・グリを植えています)を引き継いで続けることになりました。

    2014年ヴィンテージと2015年は、お兄さんと一緒に造っていた頃のワインです。彼が一人で担うようになった2016年と翌年の2017年は、霜の影響で葡萄が壊滅状態となり醸造することができず、厳しいスタートとなりました。2018年のワインが、実質彼の初ヴィンテージとなります。(インポーター資料より)

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