France / Rhone
Un Brin Libre アン・ブラン・リーブル
· A'lombre du raisin 2021 アロンブル・デュ・レザン
品種: ガメイ
赤 750ml
植樹:1978年頃
位置:標高400m、北向き
土壌:シスト土壌
1週間マセレーション期間
ステンレスタンクで6カ月間熟成
松の多く植わる、酸性土壌で、ガメの栽培に適した土壌。
標高の高さゆえの、さわやかな酸味が特徴だが、
口当たりの良さやしつこくない抽出は、 造り手の好みが良く表れている味わい。
明るい色合いに、控えめなタンニン。スムースな飲み心地。
野いちごや小粒のベリーのような可愛らしい果実に、少しレモンを垂らしたような小気味のいい酸が抜けていく。少しの房感と牧草のようなニュアンスがあり、可愛すぎない程よい地味さが嬉しいガメイ(2022/11/8試飲時点)
Un Brin Libre / l'ombre du raisin 2021
コラン・アレックスが試験的に初めてワインを造ったは2017年のこと。公式には、その翌年の2018年が彼にとってのファースト・ヴィンテージとなる。
ブドウ栽培を職業とする前は、薬草や果樹の栽培をしていたが、引退する農家から、ビオロジックで栽培されていた畑を譲り受けた。畑を手に入れた2015年からの3年間は農業職業訓練校時代からの親友である、アントナン・アゾーニ(ル・レザン・エ・ランジュ)がブドウを購入してくれていた。
コランはレザン・エ・ランジュへブドウを売り、そして醸造を手伝いながら、少しずつワイン造りを習得した。年間数千本からの出発だったが、少しずつ設備の購入とセラーの整備をすすめ、2020年VTからはほとんどのブドウを自社で醸造する。
醸造はル・レザン・エ・ランジュのメトードを踏襲し、亜硫酸無添加、石油化学由来の製品を醸造段階で使用せず、瓶詰めまでを行う。ワイナリー名のアン・ブラン・リーブル(自由な藁)には、農民とは藁のようにしなやかで、曲がることはあっても折れはせず、既存の社会に対して、独立した自由な生きることができるという、思いが込められている。
(インポーター資料より)