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Italy / Emilia Romagna

Vittorio Graziano

·Smilzo 2020/2021

品種  ランブルスコ ソルバーラ、、他

750ml ロゼ微発泡

 

樹齢16~30年。収穫後、果皮と共に醗酵が始まる のを待つ。圧搾後も醗酵が進み、気温の低下とともに醗酵速度が止まる。そのまま春先 までタンク内で熟成。3~4 月の気温の上昇に合わせてボトル詰めを行い、瓶内で自然 に醗酵がスタート。その後、スボッカトゥーラ(オリ抜き)は行わずにリリース。


2019 は極僅か、2020 はリリースのなかった久しぶりのスミルツォ。凝縮した 2021 の モストに、やや残糖の残る 2020 を加えてビン内再醗酵という、ヴィットーリオらしさあふ れるロゼ。

 

 

2年ぶりのリリースとなるランブルスコ ディ ソルバーラで造るロゼフリッツァンテ。2019は極僅か、2020は醗酵がうまく進まずボトル詰め自体を見送る結果となりました。

ヴィットーリオ曰く「オレは工場みたいに毎年同じワインを造るわけじゃない。毎年の天候、収穫の良し悪し、醸造だって毎 年一緒ってワケには。オレもあと何回収穫に臨めるかわからないし、すべてが貴重な経験なんだ」、そんな、ちょっと寂しい発言も気になる最近のヴ ィットーリオです、、。

今回のスミルツォは 2021 の収穫をベースに、ボトル詰めせずに保管しておいた 2020 を加えてボトル詰め。結果、2020 の 残糖を使って再醗酵がうまく進みました。どちらも天候に恵まれたヴィンテージという事もあり、果実味豊かでいて、熟成による複雑さも感じられる味 わい。久しぶりのスミルツォ、ぜひお楽しみいただけますと嬉しいです!

(インポーター資料より)

 

Vittorio Graziano / Smilzo 2020/2021

¥3,850価格
消費税込み
在庫残り1点
  • 独創的な感覚とこだわり、ヴィットーリオにしか造り出せない繊細かつ圧倒的な味わいのランブルスコ

    エミリア=ロマーニャ州モデナ-カステルヴェートロディモデナ

    ランブルスコ モデネーゼの生ける伝説、ヴィットーリオ グラツィアーノ。この地域で誰よりも早く土地の可能性、地品種の大切さに気付き、栽培、醸造方法を守り続けたヴィットーリオ。地域の伝統に忠実であり、さらに栽培・醸造において人 為的な介入を行わない、ブドウ由来の味わいを尊重した彼のランブルスコやフリッツァンテ。畑では自然環境をメインに考え、不耕起、無肥料による草生栽培を実践。人為的な介入を最小限に抑えることで、ブドウそれぞれの持つ個性 (野性味)を引き出す。ブドウについても畑に残っていた古樹より自ら苗木を取り、クローン選抜される以前のランブルスコ グラスパロッサ、サラミーノ、ソルバーラ。他にも貴重な地品種が彼の畑には残っている。 醸造においてもその考えは一貫しており、酵母添加や温度管理、ステンレスタンクやポンプなど人為的な介入をしない方法にこだわる。一般的な瓶内醗酵のワインと一線を画すヴィットーリオの手法は、醗酵が止まった時点ですぐにボトル 詰めを行うのではなく、最低でも翌年の春、長いものはさらに12か月間タンクの中で熟成を行い、原酒として出来上がったものを春先にボトル詰め。気温の上昇に合わせて瓶内で再醗酵を行うという独自の手法。原酒の性質、オリの力を 見極められる彼だからこそできる方法と言っても過言ではありません。瓶内醗酵でありながら、オリのネガティブな要素が一切感じられない彼のフリッツァンテ。希少なスティルワイン、タルビアナーツとサッソスクーロ。モデナに残る伝統的 な醸造のオマージュであり、どちらもかなりハイリスクな醸造方法。そこには彼の「毎年リリースすることが叶わなくてもいい、特別なものだからこそ最高のものだけを」、それで、いわばお酢になりかけてしまったワイン達は、そのまま酢酸醗酵 させてワインヴィネガーにしてしまうという彼の潔さ。彼独自の哲学の元、常識に縛られない手法によって造られたワイン。必要な事だけ行う、自然環境を優先した栽培と、独創性豊かな醸造哲学。他にはない個性と圧倒的な味わいを 持ったワイン。素晴らしい造り手の一人です。(インポーター資料より)

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