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France / Rhone

Aurelien et Charlotte Houillon  オーレリアン&シャルロット・ウイヨン

· Bacchus 2022

品種 カリニャン

赤 750ml

 

除梗した葡萄を34日間のマセラシオン。

ステンレスタンクで発酵と熟成。

 

僅かにオレンジがかった中程度の赤色。

カシスやブラックベリーなどの黒系果実の香りに赤い果実の果汁が混ざり合うような甘さ控えめの香りに、仄かにビターな香りが加わり落ち着いた印象を受けます。

 

張りのある酸を伴う果実味は、赤い果実を優しく搾ったようなソワフ感を想わせる雑味のない飲み心地で、しっとりと滑らかに広がり、ほどよく緻密な黒系果実の風味が徐々に深みが増していくように口中へと膨らみます。果実の風味に微細なタンニンが溶け込み、南の葡萄らしさを軽やかに楽しむことができるミディアムスタイルです。今後の熟成の過程で更に繊細な飲み心地や赤い果実のニュアンス、エレガントな印象に磨きがかかることでしょう。

 

(インポーター資料より)

Aurelien et Charlotte Houillon / Bacchus 2022

¥8,690価格
消費税込み
在庫残り4点
  • オーレリアン・ウイヨンは、ジュラのコンテ出身です。彼は14歳の頃からピュピアンのピエール・オヴェルノワの元で兄のエマニュエル・ウイヨン、姉のアデリーヌと共に約20年間葡萄の栽培及び醸造について学びました。幼い頃から長きにわたり目や耳、そして体全体で感じてきた自然なワインを、現在のフォコンでも造り続けています。

    オーレリアンは2014年にスイスに移住しジュラで学んだことを生かして新しい葡萄品種の開発、そしてバイオダイナミクスを用いて葡萄畑の土壌を変える仕事をしていました。

    アルジェリアのトゥアティ出身の妻シャルロットは2つの博士号を取得した才色兼備の女性で、古代文書の研究のため中国やエチオピアなどへ赴き、そこで植物から紙を作る伝統的な方法や天然色素での染色芸術なども学びました。エチケットに使用された紙材は、シャルロットが葡萄の枝や果梗を利用して作成したものです。

    二人の劇的な出会いはシャルロットがスイスに戻り大学でヨーロッパにおける染色技術の研究を終えた後、次は一転して農耕馬の仲介業に就き、葡萄畑を馬で耕作している時でした。

    彼らは2017年3月に、ヴォーク地方のフォコン、ツール ドフランスのコースとして名高いモン・ヴォントゥの麓にある、4haの葡萄畑と5haの森や湿原に囲まれた土地に定住しました。

    カーヴはもちろんのこと家も水道も電気すらなく、全てを自分達で作りあげ、カーヴは収穫の1週間後に完成しました。9月27日には娘さんが誕生し、2017年は彼らにとって変わり目の素晴らしいスタートの年となりました。森に囲まれ他からの影響も受けない好立地で、粘土石灰と砂が主体となっています。砂は砂質が固まってできた岩が風化したもので、「ラロッシュクークルド」と呼ばれる特徴的な土壌です。現在は樹齢約25歳から65歳のグルナッシュ 2.5ha、シラー1.3ha、そして0.2haのサンソーを栽培しています。馬のヴィクトワール(Victoire)とロバのカストール(Castor)が農作業を手伝い、またコンポストも彼らの糞を利用しています。ピエールから学んだことを生かしながらジュール・ショーヴェの醸造法を採用し酵母や亜硫酸は一切使用せず、葡萄の力による自然な醸造でろ過もしません。瓶詰は重力を利用して行っています。

    (インポーター資料より)

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