France / Loire
Benoit Courault
· Empreinte 2022
品種 シュナンブラン
白 750ml
照りの有るレモンイエローの外観。
熟した洋梨、花梨と言った熟度の有る果実の香りや完熟レモンの熟度と酸を感じる柑橘の香り。 時間と共に黄色系の花の蜜のような甘くフローラルな香りも膨らみます。
味わいは、バターやバニラのコクを感じる味わいに加え、樽のニュアンスが感じられます。 豊富な旨味と、美しい酸の引き締まった味わいに余韻に感じるビターさが全体を引き締めます。 大振りのグラスで時間を掛けて飲む事をお勧めします。
土壌 : 粘土片岩質
醸造 : 収穫後ダイレクトプレスし、225Lと600Lの古樽で6か月熟成させた後に瓶詰。
(インポーター資料より)
ドライだが、しっかりと完熟した旨味と、キレの良いミネラルを感じるバランスの良いシュナンブラン。抜栓後1週間ほど安定してお楽しみいただけますので、ゆっくり飲まれる方にもお勧めです。
Benoit Courault / Empreinte 2022
ブノワはもともとワインメーカーの家系ではありませんでしたが (父親は馬のブリーダー兼貿易商でした) 、幼少の頃からワインの仕事に就きたいと考えるようになり、アンジュのレストランで働いた後、ワインを造りたいという思いに至り、ボーヌで醸造学を学びました。醸造の勉強をしている最中にイヴォン メトラやドミニク ドゥランのワインに感銘を受け、自分が作りたいのはこういうワインだと確信した事により、ワイン造りの方向性が決まりました。
卒業後修行として南仏に行き、タヴェルに近いドメーヌで働いていた時に、ラングロールのエリック ピュフェルリングと出会いました。ピュフェルリング氏のもとで2年以上働いた後、生まれ故郷のロワールに戻りました。ここでは、オリヴィエ クザンのもとで働き、数々の経験を積んでいきます。そしてやっと、小さな区画が貸し出されることを知り、独立を決意。それから10年以上経った今日、彼は今のレベルに満足することなく、素晴らしいワインを造り続けています。
2006年に独立し、今年で16年目を迎えたブノワ クロー。常に毎年少しづつでも良い変化をさせる事をモットーとし、徐々にレベルアップをしてきました。
ワインの品質の95%は畑での仕事の質で決まると考え、健全なブドウの栽培に全力を尽くすブノワ クロー。当初から除草剤や化学肥料を使わずビオロジック農法にて栽培。特に剪定と土づくりを大切にし、ちょっとせっかちなノルウェー君(20才)と、おっとりとしたチューリップちゃん(10才)という良きパートナー馬たちと共に、日々畑を耕しています。
「ヴィニュロン(ブドウ栽培・醸造家)の仕事とは、健全なブドウを育てること。それができれば、後はブドウが自然に発酵するのに任せて、じっくりと見守ってやればいいんだ。それは決して放置するわけでなく、慎重にワインの状態を気遣い、発酵槽のなかでワインはこれからどう進化していくのか、ワインを尊重し、理解することを心がけることだと分かったんだ。そうすれば醸造テクニックなど使わなくても、芳醇で感動を呼ぶ自然派ワインが生まれる。」
自然体でとても気持ちの良い人柄のブノワ クローは、毎年少しづつ、そして着実に新しい畑を取得しており、新しい品種を次々と植えています。その区画にはソーヴィニヨンブラン、ピノグリ、ピノドニス、ピノノワールと我々の心を揺さぶるものばかりを植樹。来年以降も楽しみでなりません。
(インポーター資料より)

