France / Loire
Caroline Gimenez / キャロリーヌ ヒメネス
· Khardi Bi 2022 / VdF カーディ ビー 2022
品種:カベルネフラン60%、シュナンブラン30%、ハイブリッド10%
ロゼ微々々発泡 750ml
すべての品種をダイレクト プレスで仕込み、残糖15g/Lを残した状態で瓶詰め。
キュヴェ名はHip Hop界で著名なカーディ ビーから。
澄んだ夕焼け色の外観。
金木犀の花のような細かい澱があります。
極軽いクリスプ状の泡が有りますが、ほぼスティルワインです。
オレンジコンフィやアプリコットの香り。 極軽い揮発が感じられ、ソリニーとの共通点を感じられます。
味わいは、軽く残糖を感じる果実感のある液体で、マンダリンオレンジのジュースの様な味わい。
フィニッシュはさっぱりした軽やかさがあり、重たさのない、旨味の詰まったワインに仕上がっています。(インポーター資料より)
Caroline Gimenez / Khardi Bi 2022
ロワールで飛び切り素晴らしいワインを造り出すジェローム ソリニー。そのジェロームのパートナーであるキャロリーヌがジェロームのアドバイスや助けを受けつつ、ワインを造り始めました。
キッカケは2016年(桜島に訪問した年)にジェロームと一緒に野生のブドウの「グラピーユ(拾い摘み)」を始めた事でした。その年にジェロームが醸造を教えてくれたのです。その後も放棄された区画でグラピーユを続け、「Del Rio」キュヴェ(Lopez del rio、Leroy del rio、Luis-luis del rio、Jose del rio)と名付けたワインをいくつかお試しで造りました。
このワイン造りにすっかり魅了されたキャロリーヌは、その流れで、2019年にジェロームからカベルネ フランの区画のひとつを引き継がないかと提案されました。そこでキャロリーヌはそれまで住んでいたパリを離れ、ジェロームと一緒にアンジューへ移住し、ブドウ栽培と醸造を学びを続けることにしました。
そして2020年と2021年に、最初のキュヴェ(Olivia del rio、Grisélidis、Tomatita)が生まれました。
2022年には、カベルネ フランに加えて小さなシュナン ブランの区画も借りることになり、ごく少量のワイン造りを試し続けています。
2023年には、以前のグラピーユのキュヴェへのオマージュとして「Las del rio」というネゴスを立ち上げました。というのも、ネゴスのキュヴェはジェロームと一緒に醸造しており、ワインが生まれるあのとてもクリエイティブで刺激的な時間を、彼と分かち合うことを楽しんでいるからです。
今回輸入されるワインは(正確には)Las del rio名義のワインとなり、キャロリーヌがジェロームと造り上げたワインとなります。
*各キュヴェについての補足説明
①Assata、Cenza、Khardi Bi は、いずれもキャロリーヌ自身の所有する畑から生まれたキュヴェ。
②ハイブリッド品種のブドウは、ロワール川沿いの木々にツタ状に絡みついて自生している野生のブドウから摘み取ったもの。(インポーター資料より)

