Italy / Piemonte
Cascina Lieto カッシーナ リエート
· Rosso Croche 2022
品種 モスカート ビアンコ 85%、バルベーラ 15%、樹齢 30~年。
赤泡 750ml
4年目となる 2022ヴィンテージ。年始から雨が降らず、乾燥と猛暑の影響を受けた 2022。暑さによってブドウの成熟が加速したものの、
8月中旬から少し雨が降ったことで、一気に成熟が進んだという特殊なヴィンテージ。やや酸は低いものの、果皮まで成熟しバランスを保ったブドウが収穫できたといいます。
これまでも少量ながら、ビアンコ&ロッソと 2つのフリッツァンテをリリースしてきましたが、2022はある程度まとまった本数が届きました!とはいってもまだまだ少ないですが、、汗。ようやく表立って皆さんにご紹介できます!
ただ、これまでと異なるのは、モスカートとバルベーラを合わせ、やや色合いの淡い赤のフリッツァンテとなりました!
「2022年は猛暑もあって、例年よりもより酸が少なく感じたモスカート。その不足している酸を補う意味で、バルベーラをブレンドしてみたら良いのではという話しになり、ブレンド比率を試したところ、これだ!というのがモスカート85%、バルベーラ15%だった」、という理恵さんとヒロトさん。
ボトル詰め前にアッサンブラージュし、保存しておいたモスカートのモストを加えて瓶内再醗酵。オリ抜きなどをしていないフリッツァンテです。
モスカートの足りない酸を補うのに十分な、バルベーラの鮮烈な酸!色はともかくとして、この相性は今まで考えもしませんでした!モスカートの果実味やアロマに、バルベーラの酸とフレッシュさ、繊細かつバランスのある素晴らしい味わいになりました!
瓶内での醗酵も非常によく進み、適度な泡とフレッシュな果実、キレのある酸。モスカートの美しい香りが残る、完成度の高さには喜んでいただけると思います!
※スボッカトゥーラ(オリ抜き)を行っていないため、注いでいるうちにオリが混ざりこむこともあります。
それぞれ別々に収穫、除梗し約1か月、果皮とともに醗酵を行う。
圧搾後、タンクにて約 12 カ月の熟成。オリ引きに合わせてアッサンブラージュ。
冷凍保存しておいたモスカートのモストを加えボトル詰め。
ビン内再醗酵、そのまま約18か月の熟成、スボッカトゥーラ(オリ抜き)せずにリリース。
(インポーター資料より)
Cascina Lieto / Rosso Croche 2022
2022年から正式なリリースとなります。エヴィーノとして、これまで出会ってきた造り手の中では異質、、特別な存在になりますでしょうか。ワ イナリーの当主は、日本人である佐々木 ヒロトさんと理恵さん。1997 年よりイタリアに移住し、素晴らしいワインの造り手たちとの出会いを経て、2017 年、世界遺産でもあるイタリア北西 部、ピエモンテ州ランゲ地方カスティリオーネ ティネッラと、その近くに合わせて0.8haのブドウ畑を手に入れます。ワイナリーの名前は「Lieto リエート」、幸せや喜びを意味し、共にワイ ン造りを行う奥様の名前も重ねた名。2018 年に近くで 0.8ha のブドウ畑を借り現在 1.6ha、高樹齢のモスカートを中心に、コルテーゼ、バルベーラの栽培も始めています。
栽培は、彼がこれまで造り手達から学んだ事を生かしながら、土地に負担をかけない栽培方法を実践。中でも彼のワイン造りの「根幹」ともいえる、ダミアンの影響がとても強いことを 明確に感じます。ブドウの完熟に対する「種子」の大切さ、そして収穫まで十分な時間を費やし、糖度計や果実ではなく、種子の完熟を意識したブドウ栽培。昨年、実験的に醸造・ボトル 詰めしたワインもありましたが、正式なファーストヴィンテージはこの 2019 からとなります。
(インポーター資料より)