Germany ラインヘッセン
Christopher Barth クリストファー・バート
· Spätburgunder 2022
品種 ピノ・ノワール(樹齢37年)
赤 750ml
土壌 石灰
標高 230m 南西
収量 35hl/ha
手摘みで収穫後、3日間セミカルボニックマセレーション。
その後、ブドウを足で破砕し、6日間マセレーション。プレス後、10年使用した古バリックで18ヶ月熟成。
熟成中は一切ワインに触れず、ボトリングの際に少量SO2を添加してボトリング。無濾過・無清澄。
ALC 11%
(インポーター資料より)
Christopher Barth / Spatburgunder 2022
国・地域:ドイツ、ラインヘッセン
地区:アルツァイ
代表者:クリストファー・バート
栽培面積:6haクリストファー・バートはマインツから南西に約30km下ったアルツァイに拠点を置く若手の生産者です。元々IT業界で働いていたクリストファーは、ワイン造りをしていた叔父の訃報とともに、ワイナリーを新たに発足させる決断をします。
当時、全くワイン造りに関しての知識がなかった彼は実質0からのスタートを切ることになります。アルツァイはラインヘッセンの南西に位置しており、ラインヘッセンの中でも最も標高が高い(300m)地域になります。
レス土壌、石灰岩土壌に加え、アルツァイには「メラフュール」(黒ヒン岩)という火山性土壌が存在します。クリストファーが手がける主な畑はアルツァイの西側にある区画「アルツァイァー・ローテンフェルツ」です。
斜面になっている畑の下部にはレス土壌があり、その部分にはピノ系品種が植えられ、黒ヒン岩が存在する区画にはリースリングが植えられています。巨大な石灰岩の岩盤の上に広がる「ローマーベルグ」という畑ではリースリングとシュペートブルグンダーが植えられています。アルツァイの西側にある村ワインハイムでは泥灰土や赤土の上でシルヴァーナーが栽培されています。
「メラフュール」はドイツ国内でこのアルツァイ周辺からナーヘ地方でしか見られない特殊な土壌です。この痩せた土壌はブドウ樹の成長速度を抑え、それ故果実はとても小さくなり、凝縮感と強調されたアロマがあるブドウが育ちます。この火山性土壌と砂質及び石灰岩土壌の組み合わせで彼のワインには鉱物を削って混ぜたような強いミネラルのニュアンスが出ます。
まだワイン造りを始めて間もないことから、彼は色々と試行錯誤を重ね、微調整をしながら自分が求めるワインを追求しています。彼のワインには、柔らかく牧歌的な側面と、熟成を経て顕になるスケールの大きさが共在しており、何度も手に取りたくようなワインを造ってくれます。
(インポーター資料より)