France / Loire
Closerie de Belle Poule クロズリー・ド・ベルプーレ
· Le Coq 2017 ル・コック
品種 カベルネフラン
赤 750ml
深いガーネット色。
彼の赤ワインの中では、一番しっかりとし重心はやや低めな仕上がりですが、カベルネ・ソーヴィニョン100%にしてはミディアムで果実感を感じられるスタイルです。
カシスリキュールなど凝縮感のある香りに仄かに青みがかったハーブを想わせる香りが感じられます。
品種のイメージに比べ軽やかで瑞々しささえ感じる口当たりで、甘い風味は控えめながら凝縮した果実味は豊かで緻密なエキスを感じます。
落ち着きがあり背筋のピンとしたやや骨格のある印象で、黒系果実とビターカカオを想わせる風味が混ざり合うような味わいは充足感があります。
甘酸っぱい赤い果実の印象から黒系の凝縮した風味、そしてビターカカオの風味や細かなタンニンが順を追って感じられ口中でも表情の移り変わりを楽しむことができます。
中心にブレのない芯がしっかりした様子が感じられ、その強さの中にも品の良さやたおやかな雰囲気が感じられます。この先の熟成で旨味やエレガントな雰囲気が引き出され、複雑さを帯びた印象へと変化していくことでしょう。
(インポーター資料より)
Closerie de Belle Poule / Le Coq 2017
セバスチャン・ガンデュベールは、1999年からワイン造りをしています。父は教師で母は会社秘書の家庭で育ったためワインとは無縁の環境でしたが、17歳の頃にボルドーでブドウを栽培している人物と知り合った事がきっかけとなりワインに興味を抱き始め、ワイン造りの世界に入りました。レイヨンのクリュはボンヌゾーとカールドショームなどがあり、畑のあるボンヌゾーはトータルでも80haしかない貴重で小さな区画です。パトリック・デプラと親交が深く(彼を私たちに紹介してくれたのはパトリックです)、農作業について教わりながらより良い栽培と醸造を研究しています。不思議なことに以前から甘口のみを亜硫酸ゼロで造っていましたがパトリック・デプラの影響が大きかったとみえ、今では全てのワインを自然に造っています。よって、彼が造る全てのワインには、添加物がありません。2015年からシャトー・ボンヌゾー(この蔵元は1950年代からボンヌゾーの中で最も良いとされる区画を所有)というドメーヌとしての活動も並行しておりましたが、現在はクロズリー ド・ベルプーレのみで約12haの葡萄畑を所有し栽培と醸造を行っております。
(インポーター資料より)