top of page

France / Savoie

Domaine du Gringet

· Le Feu 2023 ル・フュ

品種:グランジェ

白 750ml

 

テロワール:

ル・フュ:マリニエ村の赤色マール斜面。 鉄分を多く含む粘土質土壌。南向き斜面

 

栽培:再生型農業(AB有機認証2年目)

 

醸造:

5時間の穏やかな圧搾後、24時間静置。 アルコール発酵前に極少量SO2添加し野生酵母で発酵。 卵型コンクリートタンク(2/3)と砂岩ジャール(1/3)で12ヶ月熟成

後、9ヶ月瓶内熟成。 空気を抜いて瓶詰。瓶詰時SO2添加・清澄・濾過なし。

 

アルコール度数:12%

総SO₂:16 mg/L未満

(インポーター資料より)

Domaine du Gringet / Le Feu 2023

¥19,800価格
消費税込み
数量
在庫残り2点
  • 「ドメーヌ・デュ・グランジェ」(以下、DdG)はオート・サヴォワ、アルヴ渓谷にあるアイズ(Ayse)村を拠点に2021年に設立されたドメーヌです。

    ドメーヌの名前にもなっている「グランジェ(Gringet)」は、ローマ人がブドウを持ち込む前からこの地に存在したとされるサヴォワの土着品種で、この稀有なアルプスの白ブドウこの地に22haしか栽培されていません。その内の10haは現在DdGが手掛けていますが、そこには哀しい背景があります。

    本来安価で多収量のブレンドワインに向いていると思われていたグランジェから目を見張るようなワインを造り、その名を世に知らしめたのは今は亡きドミニク・ベリュアールでした。

    ドミニクは、標高450mというアルプスの高地で1988年に父親から畑を引き継ぎ、2021年までグランジェの栽培を続けてきました。ドミニクが21年に亡くなった後、妻のヴァレリーはドミニクとそのチームの仕事を尊重し、同じ意志と情熱を持ってドメーヌを引き継いでくれる買い手を探しました。当時、ローヌのフランク・バルタザールで働いていた若き醸造家ヴァンサン・ルイスがドメーヌを訪問した際、ヴァレリーは彼の繊細さと覚悟を見て、ドメーヌの新しい未来を切り開くために必要な要素を持ち合わせていると悟り、ヴァンサンが正式な継承者に決まりました。そこにドミニクと長らく仕事をしてきたミゲル・サルジエが経営を担当する形で「ドメーヌ・デュ・グランジェ」が結成されました。

    ヴァンサンが醸造を続けるにあたり、変わったことがいくつかあります。中でも特に大きな変化は、スティルワインにフォーカスするためスパークリングワインを造らなくなったことです。これによりドメーヌの収量はそれ以前と比較すると半減しています。

    また、DdGでは土壌により表情を変えるグランジェの本質に迫るため、畑ごとに醸造されます(全てではありません)。例えば、これまで「ル・フュ」にはエトラ、パイユ、エドゥアールといった区画のブドウも使用されていましたが、DdGでは100%ル・フュから収穫されたブドウのみで醸造されます。

    この地域では霜や雹害の危険性に加わり、ボトリティスや他の原因不明の病害のプレッシャーも高いため、自然なワイン造り継続するためには強いブドウを育てる必要があります。そのため、ヴァンサンは畑を耕すことを止め、雑草などは生やしたままにし、また生物多様性を育むため、畑の周囲に異なる植物や木を植えています。

    ファーストビンテージが2022年でまだ始まったばかりのドメーヌですが、グランジェという品種の未来の担い手としてとても注目されている若者たちです。ドミニク・ベリュアールのワインが好きだった身として、彼らと一緒に仕事ができることを非常に光栄に思います。

     

    2023年:アイーズらしいクラシックなスタイルへの回帰 (生産者の説明の直訳)

    非常に日照に恵まれた2022年ヴィンテージの後、 2023年はアルコール度数が控えめで、酸のある、 より典型的なアイーズのスタイルへと回帰しました。 

    しかし、気象データを分析すると、 4月から9月までの平均最低・最高気温は両年とも約11.5℃~25.5℃、降水量も500mm以下と、 数値上は非常に似通っています。

    違いを生んだのは降水量の分布です。 2023年は雨がより均等に降ったため、 2022年に比べてブドウ樹が水分ストレスにさらされることが少なくなりました。 

    収穫は9月19日に白品種(グランジェ、アルテス)から始まり、 10月にモンドゥーズで終了しました。 グランジェは完璧な衛生状態で、実に見事な出来でした。

    一方、アルテスとモンドゥーズはやや難しい年となりました。 浅い土壌に植えられたオーブテールのアルテスは、 強い水分ストレスを受け、 果肉の少ない非常に小さな粒となり、 結果として得られた果汁量もごくわずかでした。 モンドゥーズについては、 数年前の地滑りで衰弱した2区画の樹勢回復に努めています。 芽を1つだけ残す短梢剪定を行い、 シーズン初期に房を落としています。 その他の区画では、鳥やアナグマによる食害により、 収穫の大部分を失いました。

     

    ドメーヌ・デュ・グランジェの新しい醸造施設

    2022年ヴィンテージはドメーヌ・ベリュアールの施設で仕込みましたが、 2023年は、アイーズに新設したワイナリーで醸造・熟成を行いました。 この建物は、かつての羊小屋を2023年夏に改装したものです。 ベリュアール家から譲り受けた栽培・醸造・熟成の全設備をここへ移設しました。 

    現在はモール山の麓、自然の真っただ中に位置し、 周囲の山々を一望できる素晴らしい環境にあります。 1,000㎡という広さのおかげで、 作業はより正確に、効率的に、そして快適になりました。 2023年は、タンク破損事故により **ルーセット・ド・サヴォワ「オーブテール」はリリースされません。 また、モンドゥーズも2023年は生産していません。 2022年のモンドゥーズ(グランジェとの混醸)は引き続き熟成中で、 市場へのリリースは2027年以降を予定しています。 既存のグランジェのキュヴェとしては、 「ラ・ベルジュリ」(複数テロワールのアッサンブラージュ) 「エトラ」(石灰質崩積土) 「ル・フュ」(赤色マール) 「シェ・エドゥアール」(標高の高い砂質石灰ドームの樹齢100年以上の畑) をご案内します。 

    「ラ・パイユ」2023は熟成を延長し、 2024年4月の霜害による収量減を補うため、 来年のリリースとします。

     

    「ラ・マドンヌ」~ グランジェ亜硫酸無添加の試み

    今回初めてグランジェで亜硫酸無添加の醸造を試みました。 「シェ・レイデ」という黄色マール主体で比較的深く、粘土質優勢の区画で、 通常は「ラ・ベルジュリ」の基礎となるテロワールです。 700リットルを分離し、 一切亜硫酸を添加せず、 コンクリートエッグで発酵・熟成しました。 その結果、「ラ・ベルジュリ」とは大きく異なり、 より生き生きとした、 縦に伸びる緊張感のあるスタイルのワインとなりました。

    (インポーター資料より)

© 2017 by Wine Shop Soif.

bottom of page