top of page

France / Roussillon

Domaine Giocanti ドメーヌ・ジオカンティ

· Ambre Lot2, Rivesaltes 2010 500ml

ぶどう品種:マカベウ、グルナッシュ・グリ、カリニャン・ブラン

白甘口 500ml

 


「リブザルト」に相当するヴァン・ドゥ・ナチュレル。

 

このワインは、セガン・モローの樽で14年間ウイヤージュせずゆっくりと酸化熟成した特別な甘口ワイン。

SO2無添加。

 

琥珀色の美しい色調。

焼きプリン、コニャックやトーストした樫樽の風味に陶然とさせられる。トロっとした口当たりで、ラムレーズンの風味が口中に広がる。

スーと入ってくる優しい飲み口、バニラやラムレーズン、コニャックやキャラメルなど複雑な香りが余韻となって永く織りなす。残糖107gあるが、甘ったるさは皆無で大人の味わい。

(インポーター資料より)

Domaine Giocanti / Ambre Lot2, Rivesaltes 2010 500ml

¥9,790価格
消費税込み
数量
在庫残り2点
  • マニュエルの畑のあるコート・ド・ルーションのコミューン、ラ・トゥール・ド・フランスは、内陸部のルーションの中では特別な場所だという。それは、既に知られた生産者が最も多くこのラ・トゥール・ド・フランスにいることからもおのずと理解できる。

    クロ・デュ・ルージュ・ゴルジュのシリル・ファル、ドメーヌ・ポッシーブルのルイック、リヴァトン、、、など、22軒の生産者がこの村にドメーヌを構えているからだ。

    ルーションの土壌はシストがベースとなっているが、ここラトウール・ド・フランスの畑にはキラキラと光るミカが多く含まれている。土壌のpHが8ととても高いことから、ワインにしっかりと酸が残ることが、このコミューンが高く評価される所以だ。


    父はかなり高名な数学者で、のちにワイン生産者に転身することになるのだが、白血病で亡くなるまでの2010-15年の間、マニュエルは父と共にワイン造りをした。元数学者であっただけに、父のワイン造りはかなり緻密なものであった。当時の時代背景から当然ながら父のワイン造りは抽出もしっかりし、樽熟も24か月するなどクラシックなものであったが、テロワールを尊重し、テロワールをしっかり表現することを厳密に行っていた。


    父の死後、一人でワイン造りをすることになった。

    1991年生まれのマニュエルは現在31歳。ルーションで自然な手法でワインを造る生産者としては、最も若い年齢だ。彼は持ち前の好奇心から、自分が目を付けた生産者から自分が疑問に思っていることをひとつ残らず聞き出した。今の流行は、収穫を早く行い、マセラシオン・カルボニックで軽く醸すことにより、軽く飲みやすいグルーグルータイプのワインが主流となっている。父からテロワールを生かす厳格なワイン造りを学んだマニュエルは、それに疑問を持っていた。そんなタイプのワインにテロワールが感じられるだろうか?
    生産者ともよくそんな議論をした。Yoyoもその一人だ。彼は、自分のワインはテロワールをしっかりと感じさせつつも飲みやすいものでありたいと考え、しっかりとぶどうを完熟させるが抽出は短くした。ぶどうをしっかり熟させることにより、テロワールの特徴はぶどうに確実に内包され、ぶどうは熟しているので抽出は短時間で済む。従って、飲みやすいものとなるのだ。そうして、マニュエルのスタイルは確立された。


    私はラヴニール設立以来10年以上に渡って、ラヴニールが扱うべきルーションをずっと探していたが、なかなか巡り合うことができなかった。昨今のルーションは軽やかで飲み易くはあるが、中身が感じられなかったからだ。しかし、マニュエルのワインを飲んだ時、すぐに直感した。これこそがラヴニールが扱うべきワインだ、と!
    皆様に、ようやく自信をもってご紹介できるルーションが誕生しました。ぜひとも味わって頂きたい生産者です!

    (インポーター資料より)

© 2017 by Wine Shop Soif.

bottom of page