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Germany オーバーモーゼル

Jonas Dostert ヨーナス・ドスタート

· Elbling Alte Reben 2023

品種 エルプリング 100%(樹齢20年)

白 750ml

ALC 10%

 

手摘みで収穫後、ブドウを軽く破砕し4 日間のマセレーション。プレス

後、古樽(228L )にモストを移し、10 ヶ月間シュールリー。バトナージュは一切しない。無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。

 

22年は造らなかった古木からまたエルプリングが生まれます。エルプリ

ングはいつも難しいものです…このブドウ品種のイメージは常に変化し

続けています。このブドウは私に多くの実験の機会を与えてくれます。

他のどのブドウ品種よりも自由かもしれません。というのも、他のブド

ウ品種は私の頭の中に理想が浮かんでいることが多いからです。2023年

のエルプリングは、再び繊細で洗練された味わいになっています。酸味

のある骨格と、他のブドウ品種ではほとんど見られない水分のある要素

が、このワインを力強く引き立てています。このブドウ品種は果皮が薄

く、果汁が豊富なので、これは当然のことです。エルプリングの世話は

一年を通して大変ですが、瓶詰めされたワインはそれを補って余りあるほどです。

 

SO2  瓶詰め時:極少量

 

(インポーター資料より)

Jonas Dostert / Elbling Alte Reben 2023

¥5,940価格
消費税込み
数量
在庫残り1点
  • 栽培面積:3ha

    ヨーナス・ドスタートが拠点を置くのはモーゼル上流にあるニッテルという小さな村です。

    通常、モーゼルワインの話で言及されるのはモーゼル中流・下流、そしてザール、ルーヴァー地域であり、それよりも上流にある「オーバーモーゼル」が話題に出ることはあまりありません。

    モーゼルには長いワイン造りの歴史がありますが、これまでオーバーモーゼルから大きく注目されるような生産者が出てこなかったことが大きな理由だと考えられます。

    また、オーバーモーゼルは貝殻石灰岩土壌が主体なのに対してモーゼル中流、下流ではスレート土壌が主体です。モーゼルの代表品種リースリングとスレート土壌の組み合わせがモーゼルワインのイメージを形作っているという点においても、オーバーモーゼルは特殊な地域になります。

    さらにヨーナスの畑の土壌は「ドロマイト質石灰石」と呼ばれる希少な土壌で、一般的な石灰よりもマグネシウム含有量が多く、より硬いとされています。

    そんなオーバーモーゼルで良いワインを造ろうと志したのがヨーナスでした。2018年がファーストビンテージのヨーナスは、ヨーロッパ最古の品種の一つであるエルプリングにフォーカスしたいと考えます。

    それは、エルプリングがオーバーモーゼルの古の記憶を宿す品種であるのと同時に、教会の都合や商業主義の台頭により、リースリングなどの「優れた品種」に植え替えられて排除されていった歴史を持つからです。

    現在エルプリングが辛うじて残っているのが、モーゼルの上流地域です。エルプリング同様、全くと言っていいほど注目されてこなかったオーバーモーゼルで育ったヨーナスとしてはエルプリングを否定する選択肢は初めからなかったとも言えます。

    そして、彼のその強い想いはワインとして結晶化し、「エルプリング」と「オーバーモーゼル」という2つのキーワードは現代のワインラヴァーの耳に届くようになったと言えます。

    自分が住み、生業を支えてくれる土地に最大限の敬意を払いたいと考えるヨーナスは、化学農薬や除草剤の散布、培養酵母の使用といった人的介入を排除したワイン造りをします。

    ドロマイトとエルプリングから生み出されるワインは古代に想いを馳せたくなるような微細な輝きを放っており、一貫して自らを自然に明け渡すような潔さと、ヨーナスが持つ悩みと優しさが表れているように感じます。

    (インポーター資料より)

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