France / Alsace
Julien Meyer ジュリア·メイエー
· A-La-Vie 2024
品種 リースリング100%(手摘み/平均40年)
白 750ml
土壌 砂質 花崗岩
標高向き 200m・南東
面積・収量 0.8ha・20hl/ha
8月下旬収穫/全房で水平式圧搾
30hlのステンレスタンクで発酵・熟成
無濾過・無清澄/瓶詰め:2025年7月11日
SO2 発酵中・熟成中:2mg/L トータル:23mg/L
アルコール度11%
国道422号線(RN422)から程近いSaint Pierre村のリースリングをプレスし、ステンレスタンクで発酵・熟成しました。
クリアなグリーンイエロー色、カボスやすりおろしリンゴや洋梨、わずかに火打石や湿った土の香りを感じます。
プチプチ感を思わせるフレッシュなアタック、ドライで高めの酸味、たっぷりの果実味が拡がる味わいの良さに喉越しの良さも加わります。
24年ヴィンテージの入荷です。
24年はフランス全土で雨が多く収量にも恵まれなかったヴィンテージ。
ですが、パトリックのところは多少の収量は減ったもののそこまでの激減はしなかったそうです。
その理由としてやはり長い間ビオディナミ農法で丁寧に畑をしていると、畑が仕上がっていき天候が悪い年でも収量やブドウ状態への影響が少なくなっていると感じるそうです。24年は結果として雨が多かったが、アルコールは上がりすぎず、ブドウの食べた時にしっかり熟していると感じたので収穫したそうです。
アラヴィ24とRN422はその特徴がしっかり出ており、地中から吸いあげた、雨水をつたってきたミネラルをしっかりと感じます。
冷涼ヴィンテージならではの瑞々しさ、それでいてもしっかりと熟しながらも伸びる酸と果実、
ここ数年の暑いヴィンテージになる前の涼しかった年を彷彿とさせます。(インポーター資料より)
Julien Meyer / Riesling RN422 2024
アルザス地方の首都ストラスブルグより南、コルマール方向に下った所にノータルテンという村が有ります。何とワイン通り(Route du Vin)という素敵な住所なので、訪問する前からワクワクです。
だって知る人ぞ知る‘ジュリアン・メイエー’はビオディナミ実践者の間では有名にも関わらず、雑誌などの媒体が嫌いで、一切マスコミに出ていない醸造家なのです。勿論、今、信憑性の高いClassementにも出ていません。レベルからすると当然出てもおかしくないほど偉大な醸造家なのですが、サンプルを送ってないから出ないのは当然です。
例えばプリューレ・ロックが出ていないのと一緒で、宣伝する必要の無い造り主は、サンプルを送る必要はないのです。その幻の醸造家、噂にはかなり気難しい人と聞いておりました。久しぶりに緊張した訪問です。でも会ってみるとそんな噂とはかけ離れて、学者肌の素晴らしいインテリ醸造家。ビオディナミの実践者で理論ばかり先行しがちに見える最近、彼の実践の伴った理論には驚かされっぱなしです。勿論、彼の造ったワインは素晴らしいの一言です。
彼の所には有名ソムリエや有名レストラン、ワイン評論家が沢山コンタクトを取ってくるらしいのです。でもサンプルワインを送りません。そして会っていない人へのワイン販売は一切行っていないのです。普通は喜んで送るのがほとんどです。でも彼はここに直接訪問してくれた人には喜んで自分のワインを紹介するけれど、郵送で送ったりは絶対にしないそうです。言われてみると正統派な意見ですが、それは理想であって、なかなか実践が出来ないのが現状です。
でもそれを頑なに行い続けているポリシーの持ち主、ですから尾ひれはひれ付いて、神秘的な噂さえたってしまうのですが、実際はオープンな職人気質の方であります。
1705年から存在する歴史ある造り主で、もともとほとんどBIOの農法でした。彼の代、1990年から完全無農薬(BIO)に切り替え、1999年から100%ビオディナミ農法にしました。
一見優等生に見える彼も、学生の頃は勉強しない悪い生徒だったけど、沢山のワインを飲んでいくうちに自分の中のワイン造りに目覚めたと語っておりました。アメリカにも輸出され、ロバート・パーカーも高い評価を下しております。
彼から教わった事は沢山有り過ぎるのですが、素晴らしい名言の中の1つ「土を醸造家が借りている」と言っていました。大きな自然界の中で、今、この瞬間借りさせて頂いている、だからいいかげんな仕事をしてはいけないのだそうです。
(新井順子さまより)

