France / Rousillon

La Cave des Nomades ラ・カーヴ・デ・ノマード

·La Source du Nahual 2020 ラ・ソース・デュ・ナウアル

品種 カリニャン25%、グルナッシュ25%、メルロー25%、シラー25%

ロゼ(淡い赤?) 750ml

 

 

ダイレクトプレスした後、ステンレスタンクで発酵・熟成。
やや紫がかった淡いガーネット色。熟した赤いプラムや赤系果実のコンポートなどのやや充実感のある果実香、紫や赤の花々を想わせる華やかな様子が伺え、ロゼとしては色味が比較的強く感じますが、冷涼感のある軽快な飲み心地です。レッドグローブなど果皮の薄い葡萄や熟したプラムを皮ごと頬張るような風味が、溢れ出る果汁のジューシーな様子を想わせながら広がります。仄かな甘みのある若々しい果実味に加えジンジャーのような風味が感じられ、ピリッと締まりのあるアクセントを与え、アフターにかけて充実感のある果実味が僅かなタンニンと共に口中に留まります。鼻腔にはジンジャーの香りが感じられ、凝縮した果実の風味にメリハリを感じさせるように抜けていきます。

(インポーター資料より)

La Cave des Nomades / La Source du Nahual 2020

¥5,940価格
消費税込み
  • ポルトガル出身のホセ・カルバルホが、2014年にバニュリュスで立ち上げた蔵元。

    ホセはかつてギターとパーカッションのミュージシャンで、ヨーロッパ中を演奏旅行して一年を過ごしていた。また、2005年にポルトガルでシュタイナー農法を学び、若い時分からビオディナミで野菜を栽培していたこともあり、秋になるとワイナリーの収穫を手伝って生活の足しにしていた。前妻のパウリーナとは2010年にバニュルスで収穫した際に知り合い、その後は一緒に演奏の旅を続け、秋になると収穫のために思い出の地であるバニュルスに戻る生活を繰り返していた。そうしているうちに醸造に対しても次第に関心を抱くようになり、ボルドーで栽培から醸造まで実際に経験する機会を得た。

    その後、敬愛して止まないアラン・カステックスやブルーノ・デュシェンが住むバニュルスへ戻り、畑を紹介してもらい、新しくできた醸造所「9カーヴ」も使えるようになった。ここまでは順風満帆で、実にラッキーな始まりだったと言えるだろう。しかし、ワイナリーをスタートさせた後は大変だった。まず、最初に購入できた畑は3haほどで、内訳はグルナッシュ、ムールヴェードルとカリニャン1ha、

    グルナッシュ・グリとグルナッシュ・ブラン0.5ha、シラー0.2ha、ヴェルメンチーノ0.2ha、マカベオ1.3ha。畑はあちこちに点在しておりテラス状になっているものが多いため、農作業のほぼ全てが手作業になる。ビオディナミに基づいて栽培するが、ストイックな彼は病気対策に粉状の硫黄とビオディナミの調剤だけを用いており、散布を認められているボルドー液は使わない。結果として、痩せた土地で栽培される平均65歳のブドウから収穫されるブドウの収穫量はどんなに多くても10hl/ha未満となる。この栽培面積では生活できないことを悟ったホセは、2015年の夏にクラウドファウンディングで資金を集めることを決断、これが功を奏して更にカリニャン、ミュスカ、シャルドネやメルローが植えられている合計3haの畑を確保することができた。2016年は6338本の生産。依然として少ないことには変わりないが、明るく前向きで実直な彼なら困難を乗り切り、将来はバニュルスを代表する素晴らしい造り手になるだろうと私たちは思っている。

     
    醸造:赤白どちらも房まるごと7日から30日ほど醸す期間がある。赤はマセラシオンカルボニックだが、CO2は使わない。
    ペティヤンナチュレルを除き、熟成には500Lから小さいものは100L程度の樽を用いる。その期間は半年程度で少し短い感もあるが、テロワールの素晴らしさに加えて徹底してストイックな栽培からのみ得ることのできるブドウのポテンシャルを強く感じるワインとなっている。亜硫酸は全く添加しない。瓶詰めにあたってはフィルターもかけず、清澄もしない。