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Italy / Lazio

Le Coste レコステ

Bianco 2020 ビアンコ

品種 プロカーニコ 70%、マルヴァジーア ディ カンデイア、ヴェルメンティーノ、他。

白(オレンジ)1500ml

 

樹 齢 10~40 年。収穫後、果皮と共に 10 日間、例年よりやや短いマセレーション (果皮浸漬)。圧搾後も大樽の中で醗酵、そのまま 12 か月、ボトル詰め後 6 か月 の熟成。乾燥と遅霜により少ない収穫の 2020、2019 に比べポテンシャルは感 じられないものの、果実のフレッシュさ、飲み心地、飲み頃を感じる心地よさ。やや高めの揮発酸と全体のバランス感には、改めて感動させられる味わいです。

 

2020 年は、冬の水不足から始まり春先の遅霜、、。全体を通して乾燥したに日が続いたこともあり、ブドウ自体の収穫量が落ちたヴィンテージだと話すジャンマルコ。

収穫量は少ないものの、カビなどの被害がほとんどない、理想的な収穫だったといいます。2019 のようなブドウの完熟、果皮の成熟を感じられなか ったこともあり、果皮との接触は例年に比べやや短め。いつも以上に飲み心地の良さを感じるビアンコ。開けたてよりすでに柔らかく、控えめなタンニンと心地 の良い酸。揮発酸についてはいつも通り、、、ですね(汗)。低くはないですが、ちょうど良いバランスで、より飲み心地に振れているように感じます。ワイン全体 に感じる清潔さ、昔のレ コステとは一味違うエレガントさを感じるビアンコ。毎年期待してしまいますが、いろんな意味で期待を裏切らないレ コステらしさを忘 れない(笑)、ビアンコとなっております。

(インポーター資料より)

 

まだビネガーのようなはっきりとした揮発酸があるが、既に楽しめる飲み心地。オレンジ、杏、紅茶、少しのバニラ。こレからの時期にキンキンに冷やして楽しんで!もちろん、寝かせて揮発酸が液質に溶け込むのを待っても素晴らしい味わいが期待できそう◎ (2022.5 ブテイユ試飲時点)

Le Coste / Bianco 2020 1500ml

¥13,200価格
消費税込み
在庫残り3点
  • ジャンマルコ アントヌーツィ、彼ほど合理的かつ感性的な造り手に出会ったことはあっただろうか。ヴァレンティーニやシュレール、、、愛する造り手のワインを飲むうちに、自らワインを造りの道を選んだジャンマルコ。フランスのヴァンナ チュール生産者の元で働きながら学び、帰国後2004年より祖父の住むラツィオ北部、グラードリのブドウ畑より栽培、ワイン造りを開始した。なぜフランスで学んだか?それは「自分が最も好きなワインの造り手達がいたから」、奔放なよう で非常に真剣、強すぎる情熱はすべて畑に、カンティーナに向けられている。驚くほど多種類のワインもすべてがシンプルに表現し続けた結果、愉しみのあるワイン、そしてたくさんのメッセージが込められている。 カルデラ型の湖ラーゴ ディ ボルセーナの畔。周辺の土壌は火山礫、凝灰岩、顆粒状の石が積み重なり形成されている。砂質、火山性の堆積物、特に鉄分が多く、石灰質と共にブドウに特徴的なミネラルを与えている。標高は350m ~450mの間に位置し、祖父の畑や周囲の小さな放棄地を寄せ集めた2ha(樹齢が非常に高い)と、2004年に彼が手に入れた3haの土地「Le Coste」。その他、少しずつ土地を買い足し、現在は合計8ha。畑では農薬はもちろん、堆肥 なども一切使わない農法を徹底。畑ではブドウ樹だけを栽培するのではなく、自家消費用に野菜やオリーブ(一部は販売用にも生産)、果実を混植。単一的な環境ではない、より多様性のある畑、自然環境に近づける努力を惜しまな い。「Le Coste」の畑は植樹から仕立て、手入れまで、一切の妥協なく≪最高のブドウ≫を収穫することのみを考えた畑。まだ15年に満たない樹齢でありながら、高樹齢の畑以上の良質なブドウを付ける。樹齢が古いという事はもちろん 大切だが、健全に年を重ねてきたかも大切。樹すべてを把握し、樹勢から結実、果実の状態まですべてを見てワインを造る。彼の醸造はカンティーナではなく畑でもう始まっている。

    レ コステのフィロソフィともいえる、醸造からボトリングに至るまで、一切の薬品類、温度管理、清澄、ろ過を行わないワイン造り。細かく分かれた畑から収穫されるブドウはそれぞれ、果実の密度、味わいの構成、いわゆるテロワール(土地) のキャラクターが違う。その違いを最大限に表現して造るため、ベース的なワインを除き、Cruごとに造られている。ポテンシャルを秘めたブドウには最大限の追求(挑戦)を、また日常的なワインには毎日飲んでも飽きることのない心地よ さ、愉しみを持ったワインにと、多様な中にもはっきりと個性を秘めたワイン。そしてすべてに共通しているのは、「異常なほどの飲み心地」。自由さを持ちながらも、ゆるぎない覚悟を持ち、挑戦をし続ける最高の造り手。(インポーター資料より)

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