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Italy / Lazio

Le Coste レコステ

· L’Ozio 2010ロツィオ

品種 プロカーニコ主体

白(醸し) 750ml


このワインは、レ コステとしてこの地でワイン造りを始めてから約20年。その集大成ともいえるキュヴェ、「L’Ozioロツィオ」。

2003年にグラードリに移り住み、Le Coste の畑に植樹をしたのが 2005 年。そして Cru の畑の収穫で、初めて単一でボトル詰めをした 2010 年。

土地を耕し、ブドウ 樹は自分の思い描くままに植樹、セレクションマサール、自根、高密植の Cru の畑から、初めて納得のできる収穫を迎えた年。

 

「樹齢 5 年でありな がら、そのポテンシャルは素晴らしい」、そう直感した彼。そして、樹齢 50 年を越えてもなお、素晴らしい品質のブドウが収穫できる区画、VV(ヴェッ キエヴィーニェ)と名付けられた畑からの理想ともいえる収穫。

 

「同じブドウ、同じ土地(土壌)、同様の栽培方法でも収穫できるブドウの持つフォルム、スタイルはあまりにも違う。その違い が完全に融合するにはとても長い時間が必要」、そう考えバリックの中で 8 年、ボトル詰め後 4 年という歳月を費やして生まれたワイン。

 

価格を見ていただいても、もう尋常ではない事はお分かりだと思います、、汗。ある意味、これまでのレ コステの歩み、、、グラードリという全く認知もない土地での、ゼロからのスター ト、そして他の誰も行わない挑戦、そして挫折や試練にも曲がらない信念。

そして 20 年という長い時間、、。そのすべてが彼らの功績であり、それを毎度証明し続けてきたことで、今ラ ツィオの、この土地が改めて見つめ直されている事実。

 

これまでの活動を、1 つのワインに集結する、そうした想いでリリースされたこのロツィオ。味わいについてはもう素晴らしいの一 言、、。今、これほどの時間を費やしたワインが、これからリリースされるという現実にただただ驚かされてしまいます。

 

当然ながら、そうたくさんあるワケではありません、、、。今回はマグナムで24本の入荷となります。飛び上がるような価格で申し訳ありませんが、レ コステのこれまでの半生を表し たワイン。特別な時を飾る、唯一無二の 1 本になる事は間違いないと思います!

 

樹齢 5 年の Cru の畑と、樹齢 50 年を越える VV の畑より。 それぞれ別々に醸造を行い、バリック(新樽)8 年間、ボトル詰めを行い 4 年間、合 計 12 年間の熟成の後にリリースした特別な白。 同じブドウであっても、樹齢、仕立て、コンセプトが違えば、全く違う液体。その 2 つ が完全に融合するための時間を費やした、Le Coste のこれまで 20 年間を表現 するかのような特別なワイン。

(インポーター資料より)

Le Coste / L’Ozio 2010

¥71,500価格
消費税込み
在庫残り1点
  • ジャンマルコ アントヌーツィ、彼ほど合理的かつ感性的な造り手に出会ったことはあっただろうか。ヴァレンティーニやシュレール、、、愛する造り手のワインを飲むうちに、自らワインを造りの道を選んだジャンマルコ。フランスのヴァンナ チュール生産者の元で働きながら学び、帰国後2004年より祖父の住むラツィオ北部、グラードリのブドウ畑より栽培、ワイン造りを開始した。なぜフランスで学んだか?それは「自分が最も好きなワインの造り手達がいたから」、奔放なよう で非常に真剣、強すぎる情熱はすべて畑に、カンティーナに向けられている。驚くほど多種類のワインもすべてがシンプルに表現し続けた結果、愉しみのあるワイン、そしてたくさんのメッセージが込められている。 カルデラ型の湖ラーゴ ディ ボルセーナの畔。周辺の土壌は火山礫、凝灰岩、顆粒状の石が積み重なり形成されている。砂質、火山性の堆積物、特に鉄分が多く、石灰質と共にブドウに特徴的なミネラルを与えている。標高は350m ~450mの間に位置し、祖父の畑や周囲の小さな放棄地を寄せ集めた2ha(樹齢が非常に高い)と、2004年に彼が手に入れた3haの土地「Le Coste」。その他、少しずつ土地を買い足し、現在は合計8ha。畑では農薬はもちろん、堆肥 なども一切使わない農法を徹底。畑ではブドウ樹だけを栽培するのではなく、自家消費用に野菜やオリーブ(一部は販売用にも生産)、果実を混植。単一的な環境ではない、より多様性のある畑、自然環境に近づける努力を惜しまな い。「Le Coste」の畑は植樹から仕立て、手入れまで、一切の妥協なく≪最高のブドウ≫を収穫することのみを考えた畑。まだ15年に満たない樹齢でありながら、高樹齢の畑以上の良質なブドウを付ける。樹齢が古いという事はもちろん 大切だが、健全に年を重ねてきたかも大切。樹すべてを把握し、樹勢から結実、果実の状態まですべてを見てワインを造る。彼の醸造はカンティーナではなく畑でもう始まっている。

    レ コステのフィロソフィともいえる、醸造からボトリングに至るまで、一切の薬品類、温度管理、清澄、ろ過を行わないワイン造り。細かく分かれた畑から収穫されるブドウはそれぞれ、果実の密度、味わいの構成、いわゆるテロワール(土地) のキャラクターが違う。その違いを最大限に表現して造るため、ベース的なワインを除き、Cruごとに造られている。ポテンシャルを秘めたブドウには最大限の追求(挑戦)を、また日常的なワインには毎日飲んでも飽きることのない心地よ さ、愉しみを持ったワインにと、多様な中にもはっきりと個性を秘めたワイン。そしてすべてに共通しているのは、「異常なほどの飲み心地」。自由さを持ちながらも、ゆるぎない覚悟を持ち、挑戦をし続ける最高の造り手。(インポーター資料より)

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