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Italy / Lazio

Le Coste レコステ

· Pinotto 2021

品種 ピノ ノワール 70%、シラー30%

赤 750ml

 

PNTとは別に、標高470mの畑に植樹したピノ ノワール。2015にブルゴーニュの、とある造り手より分けてもらった苗木をセレクション マサールにて植樹した畑。

アルザスに植樹した 1930 年代のクローンとは違い、香りや果実、酸のバランスと、非常に可能性を秘めているピノ、、。

しかし、それはあく までもブルゴーニュという気候だからいえる事。

 

日照の多いグラードリでは、どうしても果実の成熟が早く、非常にコンパクトな房、凝縮しすぎる果実になっ てしまうという事実、、。

このピノだけでは、この土地の個性や魅力を引き出すことが出来ないと判断したジャンマルコ。

同じ区画のシラーを加えてボトル詰 め。ピノとシラーを合わせるという発想は、2000 年代も初めに、彼がシュレールにいた時に体験した一つのワインからは着想を得たといいます。


非常に凝縮した 2021、さらにシラーの印象もあり抜栓してすぐは非常に力強く、果実のフレッシュさ、青さを先に感じますが、時間が経つとともにピノ由来 の奥行きや柔らかみ、余韻を感じられます。

それはやはり、イタリアの日照があるからこその感覚であり、その野性味や詰まった果実味と、酸のエレガントさ、奥行きが共存した非常に個 性的な味わい。決して完成美とは言い切れませんが、樹齢を重ねていないブドウだからこそのストレートさ、ややざらつくタンニンは、粗削りでありながら決して嫌味ではない、時間と共に 野性味、その奥にある旨味を感じさせてくれるワインです。

 

樹齢 6 年。

2015 年に植樹、標高 470m の 畑。

グラードリの気候環境では、どうしても熟成が早く、凝縮した印象になってしまう ため、同じ区画のシラーと合わせてボトル詰め。

収穫後、除梗せず、1 カ月間のカ ーボニックマセレーション。

圧搾し 500L の木樽にて醗酵が終わるのを待つ。

その まま 12 か月の熟成、ボトル詰め後 12 か月の熟成。

 

非常に凝縮した 2021、さら にシラーの印象もあり抜栓してすぐは非常に力強く、果実のフレッシュさ、青さを先 に感じますが、時間が経つとともにピノ由来の奥行きや柔らかみ、余韻を感じられ ます。

樹齢を重ねていないブドウだからこそのストレートさ、ややざらつくタンニン は、粗削りでありながら決して嫌味ではない、時間と共に野性味、その奥にある旨 味を感じさせてくれるワインです

(インポーター資料より)

Le Coste / Pinotto 2021

¥7,480価格
消費税込み
在庫残り6点
  • ジャンマルコ アントヌーツィ、彼ほど合理的かつ感性的な造り手に出会ったことはあっただろうか。ヴァレンティーニやシュレール、、、愛する造り手のワインを飲むうちに、自らワインを造りの道を選んだジャンマルコ。フランスのヴァンナ チュール生産者の元で働きながら学び、帰国後2004年より祖父の住むラツィオ北部、グラードリのブドウ畑より栽培、ワイン造りを開始した。なぜフランスで学んだか?それは「自分が最も好きなワインの造り手達がいたから」、奔放なよう で非常に真剣、強すぎる情熱はすべて畑に、カンティーナに向けられている。驚くほど多種類のワインもすべてがシンプルに表現し続けた結果、愉しみのあるワイン、そしてたくさんのメッセージが込められている。 カルデラ型の湖ラーゴ ディ ボルセーナの畔。周辺の土壌は火山礫、凝灰岩、顆粒状の石が積み重なり形成されている。砂質、火山性の堆積物、特に鉄分が多く、石灰質と共にブドウに特徴的なミネラルを与えている。標高は350m ~450mの間に位置し、祖父の畑や周囲の小さな放棄地を寄せ集めた2ha(樹齢が非常に高い)と、2004年に彼が手に入れた3haの土地「Le Coste」。その他、少しずつ土地を買い足し、現在は合計8ha。畑では農薬はもちろん、堆肥 なども一切使わない農法を徹底。畑ではブドウ樹だけを栽培するのではなく、自家消費用に野菜やオリーブ(一部は販売用にも生産)、果実を混植。単一的な環境ではない、より多様性のある畑、自然環境に近づける努力を惜しまな い。「Le Coste」の畑は植樹から仕立て、手入れまで、一切の妥協なく≪最高のブドウ≫を収穫することのみを考えた畑。まだ15年に満たない樹齢でありながら、高樹齢の畑以上の良質なブドウを付ける。樹齢が古いという事はもちろん 大切だが、健全に年を重ねてきたかも大切。樹すべてを把握し、樹勢から結実、果実の状態まですべてを見てワインを造る。彼の醸造はカンティーナではなく畑でもう始まっている。

    レ コステのフィロソフィともいえる、醸造からボトリングに至るまで、一切の薬品類、温度管理、清澄、ろ過を行わないワイン造り。細かく分かれた畑から収穫されるブドウはそれぞれ、果実の密度、味わいの構成、いわゆるテロワール(土地) のキャラクターが違う。その違いを最大限に表現して造るため、ベース的なワインを除き、Cruごとに造られている。ポテンシャルを秘めたブドウには最大限の追求(挑戦)を、また日常的なワインには毎日飲んでも飽きることのない心地よ さ、愉しみを持ったワインにと、多様な中にもはっきりと個性を秘めたワイン。そしてすべてに共通しているのは、「異常なほどの飲み心地」。自由さを持ちながらも、ゆるぎない覚悟を持ち、挑戦をし続ける最高の造り手。(インポーター資料より)

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