France / Alsace
Léonard Dietrich
· Itterswiller 2022
品種 シルヴァネール50%、ゲヴェルツトラミネール50%
白 750ml
2品種一緒にダイレクトプレス。樽で9ヶ月間の発酵と熟成。
仄かに青みがかった中程度の黄色。
白桃やマスカット、黄柑橘、パッションフルーツ、ライチといった爽やかな果実に、フレッシュハーブやドライハーブ、若草、鉱物的なニュアンスが加わります。
口に含むと、角の取れたまろやかなタッチで、白桃やライチを想わせる香り高い果実の風味が広がり、黄柑橘の粒が弾けるような張りのある酸が全体を引き締め、冷涼感を引き立てます。
瑞々しく清らかに喉を通り、次第に旨みが層のように重なりながら複雑味を帯びていきます。
塩味はアクセントとなり抑揚を与え、全体の調和を整えます。透明感があり凛とした佇まいで、芳醇な果実の中に旨みや深みが感じられる魅力的な仕上がりです。
抜栓当日にお楽しみいただくことをお勧めいたします。
(インポーター資料より)
Leonard Dietrich / Itterswiller 2022
レオナルド・ディートリッヒはダンバッハ・ラ・ヴィルというコルマールとストラスブールの中間に位置する街で2020年からワイン造りをしています。彼は1960年からこの街でワイン造りをしているDomaine de la Famille Dietrichの3世代目でありますが、彼は自身のスタイルを追求し築き上げたいため、2020〜2021年にかけて家族が所有する畑の一部を受け継ぎ独立。まだ20代半ば(2022年現在)の彼はアルザスの若手生産者の中でも特に若く、醸造に関しては初ヴィンテージから迷いなくサンスフルで行うなど、勢いと個性を感じるワインを造ります。とても優しく少し照れ屋なところがチャーミングですが、ワイン造りに関しては信念がとても強く、挑戦的ですが常に冷静な思考を持っている印象です。将来に大きな期待が湧く生産者です。
*土壌及び醸造について
●土壌:花崗岩、粘土質
家族から合計約2.5haの畑を受け継ぎ、畑ではビオディナミ農法を取り入れ、果樹や花を植えるなど極力自然に近い環境作りを心がける。普段から畑では土に極力負荷をかけない方法で作業しますが、2024年からは更に土壌の状態を良くしていくために馬を使用する予定です。
●セパージュ:オーセロワ、リースリング、シルヴァネール、ミュスカ、ピノ・ノワール。
●醸造:長時間のマニュアルプレスにより葡萄の果皮から抽出される渋みがタニックではなく柑橘系風味でキレが強調される傾向にあります。発酵及び熟成は極力サンスフルで行いますが、最終的な目的は美味しく飲めるワインを造るためなので、どうしても亜硫酸が必要な時には最低限に抑えて使用することも考えます。
(インポーター資料より)

