France / Jura
Les Barbatruks (Isabelle Delahaye &Maxim Lannay) レ・バルバトラクス(イザベル・デライエ&マキシム・ランネイ)
· Barbagamay 2022
品種 ガメイ
赤 750ml
買い葡萄を使用したネゴシアンラベルです。
アルディッシュ90%、プロヴァンス10%のガメイを、タンクの下半分を全房で、上半分は除梗して(渋みや青さを出さずにゆっくりと豊かな果実味を抽出するため)2週間マセラシオン。グラスファイバータンクで10ヶ月間の発酵と熟成。
仄かにオレンジがかった淡い赤色。
グレナデンシロップやチェリーコンポート、やや充実感のある甘やかな様子と葉付きの苺を想わせる新鮮な赤い果実の香りが混ざり合い、加えてナツメグやコリアンダー、ドライハーブのニュアンスがコク深さを与えるように感じられます。
甘さ控えめで冷涼感があり、ピュアな果汁のように瑞々しいミディアムライトタッチで流れるように喉を通ります。チャーミングな赤い果実の風味にキリッとした酸が引き締まった印象や軽快感を与え、スパイスの風味が抑揚をつけながら口中に膨らみます。アフターにかけてドライハーブの風味が重なり複雑性を感じる仕上がりです。
(インポーター資料より)
Les Barbatruks / Barbagamay 2022
ドメーヌは2017年3月にマキシムと妻のイザベルと共に設立。
マキシムは醸造や栽培などとは無関係の家庭で育ちましたが、ワイン造りに興味を持ち、数年間Domaine Villetで働きました。そこでは葡萄畑の仕事の価値と正確さを学びました。その後、Alice Bouvotで2年間働き、アリスの素晴らしい味覚と知識によって、醸造についての多くのことを学びました。
現在はモンティニーやアルボワ、ピュピアン、モンマランなどに合計0.8haの畑を所有しています。そのうち約60%がシャルドネ、その他はサヴァニャンやプールサール、セイベル、ピノ・ノワール、ガメイなどを栽培しています。2020年からネゴシアンも始めており(レ・バルバトラクス)、アルザスやローヌなどの葡萄を使用し醸造も行っています。
葡萄畑の仕事は殆ど手作業で、できるだけ病気に対する散布も少なくしています。収穫も手摘みで行い、葡萄畑で選果して、手動の垂直プレスを使用。純粋なぶ葡萄ジュースを得る為にプレスは優しくゆっくり、発酵は野生酵母で行います。殆ど全てのキュヴェはポンプを使わず、瓶詰めも重力によって行われ、亜硫酸も添加していません。栽培から瓶詰め等に至るまで、丁寧に手作業で行うことを意識しています。
まだ生産者として経験という歴史が浅く、収穫の状況も毎年同じではないため、造られるキュヴェも様々です。基礎にあるのは常に飲み易くあることで、実験的な挑戦も行いながらより希望に近づけるよう努力しています。彼は中学時代、ラタ・ポワルのラファエル・モニエの(当時中学校の社会科の教師)教え子だったそうです。ラファエルは、まさ
かマキシムがヴィニュロンになるとは不思議な縁だねと笑顔で語っていました。(インポーター資料より)