France /Rousillon
Les Foulards Rouges フラール・ルージュ
·La Soif du Mal Rouge 2023 ソワフ・ド・マル ルージュ
品種 グルナッシュ
赤 750ml
北向き、花崗岩質土壌。冷却したぶどうを 全房でマセラシオン・カルボニック。ステ ンレスタンクで 15 日間アルコール発酵。 500L のドゥミ・ミュイで 6 ヶ月間熟成。 SO2 無添加。
濃厚でアルコールが高いワインが 主流のルーションをソワフ大国にし た J.F.ニック。そのきっかけとなっ た彼の看板ワイン!
香りから感じるピチピチフレッシ ュなニュアンスに期待大!口当たり はソワフでありながら、暑い年らし い、しっかりと熟した果実味と旨み が余韻まで長く続く!
キュベ名の“La Soif du Mal” は、アメリカの役者で監督でもあ るオルセン・ウェレス作の刑事物 の映画が由来。
英語のタイトルは“Touch Of Devil”。フランス語の Soif du Mal の直訳は、「悪に喉が渇く」=悪 に染まる、悪を欲すの意味。 ジャン・フランソワはこの映画が 好き。
そしてこのワインの喉越しが良 すぎるゆえ、つい飲みすぎてしま い誘惑に負けてしまう感覚が、ま るで悪に染まってしまったよう。 この罪悪感がありながら、それで も飲み続けてしまうという気持ち を込めて名付けられた!
(インポーター資料より)
Les Foulards Rouges /La Soif du Mal Rouge 2023
自然派帝国ルーションの地に、ゆるぎない自然派のパイオニアここにあり
【フラール・ルージュ伝説】
エステザルク時代の10年間にジャン・フランソワ・ニックがすすめた大偉業
1.自然にワインを造ることの第一歩として、フィルターをかけない瓶詰めから始めた。
エステザルクで働く人、契約している栽培者が飲むワイン(ビュベット)があり、
試しにノンフィルターにしたところ、皆があまりの違いに驚き、かつ、美味しさを認めてくれた。
2.人工培養酵母から自然酵母に変えた(2年目)
当時99.9%は人工酵母を使用していた時代に!
3.SO2の量を徐々に減らし、最終的にSO2を入れない醸造に成功。(3年目)
~訪問記~
「彼」にはじめて会ったのは、南フランスでジュネ(夏の知らせを告げる花)が咲き始めるころでした。
はじめてのフランス、はじめての蔵元訪問で各地を周り、大トリはスペイン国境近くのルーション。
山脈が連なるこの土地を訪れた目的はもちろんルーションの大スター、フラール・ルージュに訪問するため。
フランス各地のワインショップ・ビストロで見かけた「赤いマフラー」のエチケット。
否応がなしに期待が高まる我々とは裏腹に、どこか素っ気なさを感じるくらいに
あまり多くを語らないジャン・フランソワ・ニック。
畑をフカフカに耕すために飼いはじめた馬の説明の時だけは嬉しそうでした。
最初に案内されたのは、ソワフ・ド・マルの畑。ジュネが生い茂る山道を進み、
森の中にぽっかりと広がるぶどう畑。
ジャン・フランソワが惚れ込み、独立を決意し開墾した畑。
常人では信じられないほどに厳しい環境の原生林を開墾するのは、並大抵の精神力ではない。
移動し、グラヌールとグラヌーズの畑へ。2つキュベの大きな違いは同じ畑ながら
斜面中部から収穫される「グラヌール」斜面上部の「グラヌーズ」
グラヌーズの畑の頂上に立ち、青い空とブドウ畑しか見えない景色と体中に浴びた風は今でも忘れられません。
2018年3月、奥さんのYOYOと共に来日して、日本中のファンを魅了した!
これからもますます目が離せない!(インポーター資料より)