France / Loire
Les Vignes de Babass
·Groll'n Roll 2022
品種 グロロー
750ml 赤 再入荷
全房で2週間のセミ・マセラシオンカルボニック。グラスファイバータンクで発酵と熟成。2023年6月瓶詰。
僅かにくすみのあるやや淡い赤色。
熟したブラックベリーやブルーベリーなど黒系果実に、グレナデンを想わせるやや充実感のある赤い果実、スミレのような紫の花の華やかさ、黒胡椒のスパイス香が溶け込みかぐわしい香りが漂います。
アタックは瑞々しく甘やかな赤い果実の果汁のようなミディアムライトタッチで、ピリピリと舌先をかすめるガスがあたり若々しい様子が感じられます。口中に膨らみゆく中で、ピュアな黒や赤い果実が混ざり合う風味に、徐々に深みが増していくように黒葡萄の果皮を想わせる微細なタンニンやほろ苦いビターな風味、スパイスなどが絡み合いほどよい骨格や締まりが感じられます。
華やぎのある若々しくフルーティーな果実味とほどよい充実感やビターな印象が調和する軽やかな仕上がりです。
(インポーター資料より)
Les Vignes de Babass / Groll'n Roll 2022
2010年に解散したグリオットの生産者2人のうちの1人です。
成長著しい彼らの会社は、やがては税金対策のため設備投資を増やすことになり、その設備を稼働させるためにブドウを他からも購入し、自分たちがコントロールできる範囲を超えて不本意な手順でワインを造ることになるかも知れないと判断し惜しまれつつも解散となりました。それぞれ別の蔵元を立ち上げ小さなドメーヌとして再出発しましたが、二人の関係は今も全く変わっておりません。
セバスチャン・デルヴューは、18歳からブドウ畑で働きながら栽培の学校に入学、2年間在学した後に普通のワイナリーに就職しました。そこで栽培と醸造の責任者を3年間務めました。その当時にマルクアンジェリと出会い、ブドウの栽培とワイン造りに関して大きく影響を受け、彼のようなワインを造りたいといった気持ちを抑え切れず退職、自身のワイナリーを立ち上げる準備を始めました。グリオット時代から引き継いだ畑から徐々に増え、現在は約4.2haの畑を所有しております。セバスチャンは生産者達の中では兄貴的存在で、面倒見が良くとても慕われています。彼から紹介した貰った生産者も多く、私達からも信頼のおける生産者の一人です。
(インポーター資料より)